
ストリートファッションを目指したい女子に教えるレディースブランド特集!
近年、注目のファッションとして、よく雑誌やファッションメディアで取り上げられる「ストリートファッション」。
自分の個性を最大限に発揮できる自由なファッションとして、若い年代を中心に人気の「ストリートファッション」ですが、男性だけでなく女性の方からも絶大な人気を誇っています。
しかし、一言でストリートファッションを言っても、その意味合いは様々です。
もともとこのスタイルは、若者を中心に始まったファッションであり、「ファッションデザイナーやアパレル業界・企業などが主導で生み出す流行スタイルではなく、街中で自発的に生まれたスタイル」のことを示します。
また、ストリートファッションは、その表面的なスタイルのみならず、カルチャーや音楽とも密接な関係を持っており、まさにその時代のポピュラリティーをダイレクトに反映しているファッションと言えるでしょう。
近頃では、ルイ・ヴィトンとシュプリームのコラボのように、ハイブランドからもストリートで流行っているスタイルを取り入れたコレクションが発表されるなど、その関係はますます緊密になっているようです。
そこで今回は、そんなストリートファッションの中でも、レディースのストリートファッションに焦点を当て、今勢いのあるブランドとその特徴などについて紹介します。
今まであったありきたりなファッションではなく、ストリートファッションをより現代的にブラッシュアップした魅力的なブランドを中心に紹介していくので、今の自分のスタイルに飽き飽きしてきた方や、ストリートファッションと呈されているものをより個性的にアレンジしたいと思っている方は必見ですよ!!
目次
1 今最も注目したいレディースのストリートブランドⅠ「王道ストリート編」
出典:https://weheartit.com/
ストリートファッションのベースであるアメカジが流行した80年代。
以降、90年代に入ると、今では定番とされているストリートブランド「シュプリーム」や「ステューシー」などのブランドから発信されるスタイルが注目を集め、スケーターやラッパーなど多くの方に広まっていきます。
ストリートファッションをうまくコーディネートに取り入れたいけど、結局どこのブランドのものが定番でなのか、またどのブランドを買えばいいのか迷っている方にむけ、ここでは、ストリートファッションの定番であるブランドを紹介していきます!
王道のストリートファッションとして取り入れたいブランドは主に、
- Supreme シュプリーム
- STUSSY ステューシー
などが挙げられます。
これらのブランドは、ストリートファッションとして比較的取り入れやすいアイテムが揃っているので、これからストリートファッションにチャレンジしたい!という方におすすめです。
1-1 Supreme シュプリーム
出典:https://piazo.jp/article/20180417-Supreme-Rolex-watch-news/
「Supreme シュプリーム」は、ニューヨークのマンハッタンのラファイエット通り274に1994年に創立されたアメリカのスケートボードショップおよびファッションブランドです。
この「Supreme」は、日本語に直訳すると「最高、最上、至高」という意味になります。
スケートボード文化やヒップホップに影響を受けたアイテムで、現代では多くの方に知られており、「バスキア」・「キース・ヘリング」・「カウズ」などのアーティスト、「マイルス・デイビス」・「ウータン・クラン」などのミュージシャンをトリビュートしたアイテムを数多くリリースしています。
創立者は、ニューヨーク出身のイギリス人である「ジェームズ・ジェビア(James Jebbia)」です。
【ブランド名】Supreme シュプリーム
【公式サイト】https://www.supremenewyork.com/
♦︎スタイルの特徴とイメージ
出典:http://xn--bck1be5bxaak6gm3oxae7jc9jr156celyetsvc.com
上記が、「Supreme シュプリーム」のイメージ写真になります。
強いメッセージ性があるTシャツや、赤地に白抜きのボックスロゴが特徴です。
1-2 STUSSY ステューシー
出典:https://seeklogo.com/vector-logo/133101/stussy
「STUSSY ステューシー」は、1980年、サーフ・カルチャーを背景に始まったブランドで、南カリフォルニアのラグナ・ビーチが拠点でした。
現代では、そのブランド名を聞いて知らないという方はいないほど世界的に人気のブランドであり、「STUSSY ステューシー」の個性的なフォントを使用したブランドロゴは、誰もが目にしたことがあると言っても過言ではないほど。
このブランドの創始者であり、当時サーフボードシェイバーであった「ショーン・ステューシー(Shawn Stussy)」が、仲間のためにデザインした数枚のTシャツから始まったアパレルブランドで、その独創的なアイテムは時が経った今もなお若者を中心に絶大な支持を誇っています。
【ブランド名】STUSSY ステューシー
【公式サイト】https://stussy.jp/
♦︎スタイルの特徴
出典:https://wear.jp/aoisora6765/12514361/
出典:https://www.pinterest.jp/clousetcontact/
「STUSSY ステューシー」は、他のブランドに比べロゴの使い方にバリエーションがあるのが特徴で、ショーンによるオリジナルフォントである「ショーンフォント」やブロック体によるブランドネーム「ストックロゴ」が、よく用いられています。
2 今最も注目したいレディースのストリートブランドⅡ「ハイブランド編」
出典:https://ameblo.jp/novateurboutique/entry-12267163993.html
上記では、ストリートブランドの王道のブランドについて紹介してきました。
ここでは、ストリートファッションの中でも「ラグジュアリーストリート」について紹介します。
比較的安価に手に入れることができるストリートブランドに比べ、ラグジュアリーなハイブランドが展開するストリートアイテムは、「ラグジュアリー」と「ストリート」を50:50で取り入れたような服が多いのが特徴。
今まで、きれい目の服を中心にコーディネートを組んできたという方は、王道ストリートブランドよりもこちらの方がスタイリングしやすいかもしれませんね。
ラグジュアリーストリートとして取り入れたいブランドは主に、
- BALENCIAGA バレンシアガ
- GIVENCHY ジバンシー
などが挙げられます。
一見して相反する2つの言葉を持つ「ラグジュアリーストリート」は、近年世界的に流行しており、モード系やハイブランドが好きな方にオススメのブランドです。
2-1 BALENCIAGA バレンシアガ
出典:https://www.wwdjapan.com/487175
まずはじめに紹介するのは、「Balenciaga(バレンシアガ)」です。
「Balenciaga」は、1900年代初頭に、「クリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balanciaga)」がスペインにて創業したラグジュアリーブランドで、ウェアからシューズ、バッグ、アクセサリー、香水など幅広く展開しています。
創始者である「クリストバル・バレンシアガ」は、母親から仕立てとドレスメイクを習い、独学で裁断と縫製を学び、「Balenciaga」の魅力であるシンプルで完璧なシルエットは、多くの方を虜にしました。
そんな「Balenciaga」は、ヴェトモンを率いるデムナ・ヴァザリアをディレクターに迎えて以降、いまやシュプリームに勝るとも劣らないストリートウェア代表のブランドです。
以前は、ラグジュアリーなイメージが強かった「Balenciaga」ですが、現代ではストリートファッションに多く取り入れられています。
【ブランド名】Balenciaga バレンシアガ
【公式サイト】https://www.balenciaga.com/jp
♦︎スタイルの特徴
出典:http://www.chikoshoes.com/sock-sneakers-trend-snockers/
上記が、「BALENCIAGA バレンシアガ」のイメージ写真になります。
「BALENCIAGA 」は、伝統的なラグジュアリーブランドであるのにもかかわらず、ここまでストリート色の強いアイテムを展開しているというのが驚きですが、ヴェトモンを率いるデムナ・ヴァザリアをディレクターに迎えて以来、その怯まず挑む姿勢は高く評価されています。
2-2 GIVENCHY ジバンシー
出典:https://www.modescape.com/mag/givenchy-mens-line/
次に紹介するブランドは「GIVENCHY ジバンシー」です。
「GIVENCHY」は、1952年に「ユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)」が設立したフランスのファッションブランドで、ウェアからシューズ、バッグ、アクセサリー、香水、化粧品など幅広く展開しています。
このブランドは、ディオールやフェンディなどと同じLVMH系列に属しており、ディオールに次いで2番目に大きい部門となっているようです。
ラグジュアリーブランドを好む人口が圧倒的に多く、ハイファッションの発信地と言われているフランス発祥のブランド「GIVENCHY」。
街中で自発的に生まれたスタイルを主としているストリートスタイル発祥の地、アメリカのファッションをバランスよく取り入れており、お洒落に敏感な若者が増えている現代で最も注目したいブランドと言えます。
また、歴代のジバンシィのデザイナーは、「ジョン ガリアーノ」や「アレキサンダー・マックイーン」、「ジュリアン マクドナルド」などと名立たるメンバーが就任しています。
その有名なデザイナーと比較しても評価が高かった「リカルド ティッシ」が、2005年にデザイナーとして就任したものの、2017年に突然の辞任発表をしています。
その後、セントマーチンズのファッション&テキスタイル科を卒業した元クロエのクレア ワイト ケラーが新アーティスティック・ディレクターに就任。
【ブランド名】GIVENCHY ジバンシー
【公式サイト】https://www.givenchy.com/apac/ja/homepage
♦︎スタイルの特徴
出典:https://www.modescape.com/mag/givenchy-mens-line/
上記が、「GIVENCHY ジバンシー」のイメージ写真になります。
「ラグジュアリー」と「ストリート」という相反する2つの言葉を持つ「ラグジュアリーストリート」は、今でこそ当たり前のように受け入れられていますが、その文化と爆発的人気を生んだのは、「GIVENCHY ジバンシー」の元デザイナーである「リカルド ティッシ」とも言われています。
3 今最も注目したいレディースのストリートブランドⅢ「新進気鋭のブランド編」
出典:https://perverze.jp/
上記では比較的安価に手に入れることができるストリートブランドや、ラグジュアリーなハイブランドが展開する「ラグジュアリー」と「ストリート」を50:50で取り入れたファッション「ラグジュアリーストリート」について紹介しました。
ここでは、ストリートファッションの中でも「新進気鋭のブランド」について紹介します。
今最も注目したいレディースのストリートブランドが「PERVERZE パーバーズ」。
独自のスタイルや個性を生かしたファッションが好まれる現代、やはりストリートファッションであってもその流れは重要視されています。
そのため、ここで紹介する「PERVERZE パーバーズ」は、注目しておきたいブランドの一つなので必見です。
3-1 PERVERZE パーバーズ
出典:https://perverze.jp/new-arrivals/
「PERVERZE パーバーズ」は、2016年秋冬コレクションがファーストシーズンとなるまだ新しいブランドになります。
このブランドは、80〜90年代のストリートファッションシーンからインスピレーションを受けたコレクションを発表しており、まだブランドとしての歴は浅いものの、ハイストリートなファッション好きから注目を集めています。
デザイナーを立てず、エディターやフォトグラファーなどのクリエイティブチームを携えて新作を発表する手法は、服を通じて未来をカタチにしていくまさに現代的なスタイルです。
【ブランド名】PERVERZE パーバーズ
【公式サイト】https://perverze.jp/
♦︎スタイルの特徴
出典:https://perverze.jp/new-arrivals/
上記が、「PERVERZE パーバーズ」のイメージ写真になります。
「ラグジュアリー」も「ストリート」も、自由にミックスして作り上げられるスタイルが定番となっている現代。
そんな現代におけるファッションで重要視されているミックススタイルには、現代の個性を投下してさらにブラッシュアップしたものに注目が集まっています。
「PERVERZE」は、そんな広い視野を持ち、流行に敏感な若者たちを中心に注目を集めていますよ。
まとめ
表面的なスタイルのみならず、カルチャーや音楽とも密接な関係を持っており、まさにその時代のポピュラリティーをダイレクトに反映している「ストリートファッション」。
しかし、一言でストリートファッションと言っても、その意味合いは様々ですよね。
今回は、そんなストリートファッションの中でもレディースのストリートファッションに的を絞り、今勢いのあるブランドとその特徴などについて紹介してきました。
上記で紹介したものは、ストリートファッションをより現代的にブラッシュアップした魅力的なブランドが中心になっているので、今の自分のスタイルに飽き飽きしてきた方や、ストリートファッションと呈されているものをより個性的にアレンジしたいと思っている方は、是非チェックしてみてくださいね!