バハマ 治安 対策

バハマの治安は?旅行に行く前に治安状況と対策チェック!!

 

 

カリブ海に浮かぶ島国のバハマ諸島。

バハマ諸島と聞いて最初に思い浮かべるのが、白い砂浜と「これぞカリビアンブルー」と言わんばかりの真っ青な海ですよね。

そんなバハマ諸島に観光に行く際にどうしても気になるのが治安です。

「カリブは治安が悪いと聞くし不安…」そんな方はぜひ読んでみてください。

 

⒈バハマでは軽犯罪が多い

バハマ 軽犯罪 多い

バハマで起きる犯罪の主な種類は、置き引きなどの軽犯罪です。

バハマは他のカリブ地域と比べると治安がいいですが、やはり日本と比べると治安はよくありません。

一例として、首都ナッソーで日本人観光客が後ろから来た外国人にバッグを強奪された事件が起きました。

また、同じく首都ナッソーでバスや車から降りた際に、パスポートや財布入りのバッグが盗まれています。

命を狙われる事件はあまりありませんが、決して油断してはいけません。

 

⒉実は犯罪率が上昇している

バハマ 犯罪

2009年から2015年にかけてバハマの犯罪率は急激に増加しました。

犯罪の種類としては先述したように軽犯罪が中心で、その多くが観光客をターゲットにしたものです。

特に首都ナッソーでの犯罪件数は多く注意しなければなりません。

なぜ急激に犯罪率が上昇したのかというと、観光地化による貧富の差が原因ではないかと言われています。

近年バハマは大型船の寄港地として人気や注目を集め、多くの観光客がバハマに訪れるようになりました。

それに伴い観光地化がどんどん盛んに進められているので、その結果貧富の差が生じています。

そしてお金目的で観光客を対象にした軽犯罪が上昇したというわけです。

 

⒊殺人事件も発生している

バハマ 殺人

これまで軽犯罪について紹介して来ましたが、もちろん殺人事件も発生しています。

しかも、殺人事件発生率は他のカリブ地域と比べると最も高いレベルで多いのです。

2015年には約130名の命が失われました

その被害者の多くは地元住民ですが、2013年にはアメリカからの観光客も殺害されていますので全く無関係の話ではないことを認識して起きましょう。

 

⒋女性をターゲットといた性犯罪も起きている

バハマ 女性 ターゲット

これはバハマに限った話ではありませんが性犯罪の発生もありますので女性の方は特にご注意ください。

性犯罪は発生しやすい場所として、カジノ、クラブ、ホテルの周辺などが挙げられます。

もちろん初めから近づかなければいいのですが、旅行中はついつい心が踊ってそういった場所に行きたくなってしまいますよね。

もちろん楽しむ時は楽しんで、「あまり露出度の高い服を着ない」「夜道はなるべく1人で出歩かない」「知らない一日すぐについていかない」などを徹底して観光しましょう。

 

⒌バハマ観光の際に気をつけたいこと

バハマ 観光 注意

「バハマ思ったより怖いな…」と思った方もいらっしゃるかと思います。

もちろん自分ではどうしようもない事件もありますが、きちんと安全対策をすればある程度防ぐことができますので、ぜひ試してみてください。

 

「日本人は世界のカモ」ということを意識する

まず、「日本人は世界のカモ」ということをしっかりと認識するようにしましょう。

日本は恵まれたことにとても平和で裕福な国です。

レストランなどでスマートフォンをテーブルに置きっぱなしにしたり、ズボンの後ろポケットに長財布を突っ込んで電車に乗ったりなど、海外では一発でスリにあってしまうようなことを日本では平気で行えます。

そのようなクセがある方は海外では気をつけて、荷物は極力ポーチに入れるなどして貴重品を守りましょう。

危機感の薄いお金持ちの日本は世界中でターゲットにされやすいです。

 

夜道を1人で出歩かない

先ほど、女性に対して書きましたが男性ももちろん夜道はなるべく1人で出歩かないようにしましょう。

ホテルのエントランスで女性が襲われたという事件も実際にありますので、一見安全そうな場所でも決して気を抜いてはいけません。

特に、バスターミナルやバハマで大人気のケーブル・ビーチなどではよく犯罪が起きていますのでご注意ください。

 

ニュープロビデンス島は特に注意

ニュープロビデンス島とは、首都ナッソーがある島です。

バハマは約700の島々がある群島ですが、その中でも特に多いのがニュープロビデンス島。

理由は単純で、人がたくさんいるからです。

ターゲットとなる観光客が多いということは、それを狙った悪いことを企む人たちが多く集まってきます。

「人が多いから安心」ではなく、人が多いからこそ危険が潜んでいることを認識しておきましょう。

グランド・バハマ島も犯罪件数が多いので、そちらに行く方も十分にお気をつけください。

 

マナーを守る

日本ではあまり意識する機会が少ないかもしれませんが、下手な事件に巻き込まれないためにもマナーを守ることは大切です。

バハマはアメリカから近く少々物価が高いため、少しレベルの高いレストランに入る場合はドレスコードが求められます。

また、バハマはイギリス植民地であった歴史がありますので、マナーに関しては少し厳しいです。

その場に適した振る舞いができるよう、不安な方は海外旅行用のマナー本も見ておくといいでしょう。

 

緊急連絡先を把握する

警察:TEL:919

消防:TEL:919

救急:TEL:919

在バハマ日本国名誉総領事:(242)677-9026

日本からの電話:1-242(国番号A)+電話番号

 

こちらがバハマの緊急連絡先ですので、何か困ったことがあればすぐに連絡しましょう。

 

インターネット環境を整えておく

緊急連絡先を知っていても繋がらないのでは意味がありません。

必ずインターネットがすぐに接続できるようにポケットWi-Fiやsimカードを挿入して起きましょう。

何か問題が起きてもすぐに対処することができます。

 

ニュースをチェックする

バハマに行く前から、バハマで何か事件は起きていないか、安全上の問題はなさそうか、などを把握するためにこまめにニュースをチェックしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

バハマの治安は日本よりも悪いが、他のカリブ地域よりはいいと言った感じですので十分に注意してください。

しかし、起きてもいない事件に怯えすぎていても楽しめないので情報は頭の片隅に入れておく程度にして、思いっきりバハマの海やマリンアクティビティ、カリブ料理などを堪能してみてください。