
バリ島と日本の時差はどのくらい?最新の基本情報と合わせて紹介
日本から直行で約7時間、美しいビーチや手つかずの大自然、かたやアジア独特の混沌など、インドネシア・バリ島は今も昔も本当に魅力あふれる島です。
特に最近は、格安航空会社「エア・アジア」の日本発着便就航によって、お財布の面でも気兼ねなくこの島に旅行へ行くことができるようになったのは、嬉しい限りですね。
ここではそんな初めてバリ島へ旅行に訪れる方へぜひ読んでもらいたい、バリ島の時差情報から、旅の様々な情報を余すことなくお届けします!
1 バリ島と日本の時差
バリ島は日本より1時間遅れ。
例えば日本の正午は、バリ島では午前11時になります。
つまり、バリ島のングラライ国際空港に降り立ったその瞬間から、時計の針を1時間遅く巻き戻す必要があります。
またインドネシアを国として眺めてみると、東西に細長く5,000kmと巨大な島国となっており、面積は日本の5倍というインドネシアには、西部(ジャカルタ)・中部(バリ島など)、東部(ジャヤプラ)と時間帯が3つ存在しています。
主要都市 | タイムゾーン | 日本との時差 | サマータイム |
ジャカルタ | 西部時間 | -2時間 | なし |
バリ島 | 中部時間 | -1時間 | なし |
ジャヤプラ | 東部時間 | 0時間 | なし |
余談ですが、この時差の話でたびたび間違えやすいのは、飛行機の時間です!
日本で予約した往復航空券のフライトスケジュールとは、「ローカル時間」を指しています。
つまり、例えば日本発10時の往路便でしたらそのまま10時発になりますが、バリ島発の復路が10時発の場合、「バリ島での10時発」であって、日本での10時発ではないので注意が必要です。
なので、現地へ着いたら、必ず時計の針を調整してくださいね!
また、以下では格安で行けるバリ島旅行の時期やフライト情報を紹介しているので、旅行前に確認しておきましょう!
バリ島旅行を格安ですませる!旅行費用を抑えるポイント3選
2 バリ島の季節
世界地図を改めて眺めてみると、バリ島の位置する場所はまさに赤道のすぐ南、容易に「年中暑い」ことが想像つきますね。
これはバリ島に限らず東南アジア全般に言えることですが、実際のところ、日本の真夏と比較するとそれほど暑さに変わりはありません。
特に東京のあのうだるような暑さとアスファルトの照り返しに比べたら、東南アジアの方が過ごしやすいと言う旅行者もいるほどです。
少し難しい言葉で表すと「熱帯性気候」と形容されるバリ島の気候。
つまり、バリ島は大きく分けて乾季と雨季の二つの季節に大別されます。
おおむね4~10月が乾季、11月~3月が雨季となります。
旅行のベストシーズンは、乾季をおススメします。
最高気温は大差なくても、湿度に関しては圧倒的に乾季の方が過ごしやすいですよ。
一方で雨季はと言うと、湿度も高くなり、南国特有の「スコール」に見舞われるので注意が必要になります。
雨季と言っても、日本の梅雨の時期のような、毎日シトシトと長時間にわたって雨が降り続くということはなく、「午後の決まった時間に短時間で雨が降る」ということがほとんどです。
1日中雨で、外に観光へ出る事ができないという状況は回避できるので安心してくださいね。
それに雨季は何よりも南国特有のフルーツが美味しい時期!
この時期でしか楽しめないバリ島の旅を、以下では詳しく紹介しているので、参考にしてみて下さい。
バリ島では雨季もベストシーズン!?その理由と魅力を解説します!
3 バリ島の両替
インドネシアの通貨単位はRp(ルピア)です。
2018年8月現在、1円=Rp130前後で推移しています。
何度か海外へ行かれたことがある方なら容易に想像が出来ると思いますが、このレート、実は、旅行する上では非常に厄介なものなのです。
上記のレートで改めて考えてみると、例えばバリ島の7日間の旅で自分へのご褒美として、現地で使うお小遣いを100,000円持っていくこととします。
この100,000円という金額をルピアへ両替したとすると、上の計算ではRp13,000,000ほどになりますよね。
流通しているルピアのお札は500、1,000、2,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000の合計7種類。
つまり、一番大きな単位であるRp100,000の札で両替したとしても、130枚のルピア札で手元に戻ってくることになります。
厄介なのは、この分厚い札束がさらに分厚くなる可能性もあるという点です。
街中でのローカルな屋台やタクシーでの支払いなどに際しては、Rp100,000の札を受けてくれないことが多いので注意が必要になります。
理由は、「お釣りが用意できない」という事がほとんどです。
日本では考えられない話ですが、旅行先では現地の生活環境に合わせるのが一番です!
なので、ルピア札へ両替する際は、少額紙幣を何枚が用意しておくのがおススメですよ。
このため、両替時のお札の種類が増えてしまう事は確実ですが、旅行の最中に現地の方と上手く接する為にも覚えておいて下さいね。
より詳しく物価情報等を以下では説明しているので、バリ島旅行で困らないように、事前に確認しておきましょう!
バリ島旅行を満喫させたい方必見!物価情報・費用を解説!
4 バリ島の言葉
インドネシアの公用語は「インドネシア語」になります。
このインドネシア語、一説によると「世界一簡単な言語」と評されるほど、誰でも気軽にある程度は見につくことで有名です。
とっつきやすいアルファベット表記の点や、英語と酷似する文法などがその主な理由です。
それでもやはり、初めてバリ島を訪れる旅行者にとっては、英語ならまだしも、インドネシア語で現地の人とコミュニケーションを取るというのは、なかなか難しいところですよね。
そういう意味ではバリ島は、言葉の点では全くと言っていいほど心配する必要がない、安心の島です。
街中の旅行者がよく集まるようなレストランやホテルでは英語が当たり前のように通じますし、有名観光地ではむしろ日本語で話しかけてくる現地の方もいるほどです。
それほど肩肘張って構えるのではなく、ブロークンな英語でも笑顔で受け入れてくれるような、そんな優しさがバリ島には溢れています。
まとめ
今回は、バリ島の時差や旅行時に役立つ基本情報を紹介しました。
同じアジアでも、気候や環境も全然違うので、事前に知っておくと安心ですよね。
バリ島は、日本からの時差もさほどないので、小さなお子様から大人まで満喫できるリゾートスポットです。
ですが、2018年8月5日には、マグニチュード6.9の地震も発生しています!
2017年の11月に発生したバリ島の象徴「アグン山」の噴火は、この島の観光産業に大打撃を与えています。
バリ島と言えば「アグン山」。知っておきたい最新の火山噴火情報を大公開!
楽しい旅行になるはずが、思わぬ自然災害に出くわしてしまうこともあるので、常に最新の情報を収集して、安心安全の旅を心がけてくださいね。