
フィリピン・セブ島の時差って日本とどのくらい?現地の基本情報まで網羅
ハワイやグアムに並んで人気が高い観光地である「セブ島」。
南国のリゾート地の代表的存在であるハワイへは日本から約7時間、そんなハワイよりフライト時間が少なく気軽に行けるリゾート地グアムへは日本から約3時間で行くことができます。
そんなセブ島には、美しい海だけではなく、ジャングルの中の美しい滝を見ることができる「Kawasan Falls」やスペインの冒険家が 1521 年に建てたとされる十字架「マゼランクロス」、セブ島の景色を一望できる人気の展望スポットの「Tops Lookout」などの魅力的なスポットがありますよね。
では、セブ島は日本からどれくらいの距離にあり、時差はどのくらいなのでしょうか。
人気観光地なだけに気になる方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、日本とセブ島の時差やフライト時間、行き方などの、セブ旅行の基本情報について紹介しようと思います!
目次
1 人気観光地セブ島と日本の時差
日本から格安で行くことができるセブ島は、日本人がよく行く人気観光地です。
真っ青に透き通った海に白い砂浜や南国感溢れるのんびりとした雰囲気が魅力のセブ島ですが、語学留学先として選ぶ方も多い場所です。
また、長期休みではなく短期休暇での旅行先に選ばれることも多く、海外旅行先としては比較的足を運びやすい島と言えるでしょう。
ここでは、そんな魅力的なセブ島の基本情報と、時差を紹介していきます。
1-1 セブ島基本情報
マニラの南約562kmに位置し、リゾートアイランドとして世界的に知られている「セブ島」は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島で、その中心であるセブ州は、セブ島、ママクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島など小さな島々に囲まれており、計167の島々で構成されています。
そんなビサヤ諸島にあるセブ島の面積は4422km、南北にわたり225kmに細長く伸びているのが特徴です。
セブ州全体の人口は約3,400,000人ほどで、人口72万の州都セブ、マンダウエ市をはじめ6つの都市があり、そのうちの300万人がセブ島に住んでいると言われています。
また、人口のほとんどがセブアノ語を話し、これはビサヤ諸島の共通言語になっています。
- 英語名:CEBU
- 場所:マニラの南562kmに位置する
1-2 時差とは?
ここでは、日本とセブ島の時差を確認する前に、時差とは一体何なのか説明していきます。
時差とは、簡単に言うと「地点毎の経度の違いから生じる時間の差」のことです。
例えば、海外のテレビを生中継で見ているときに、日本では夜なのにテレビの向こうの世界では太陽の光が眩しい昼間が写っているなんてことがありますよね。
このように地域によって番う時刻の差を時差といいます。
これは、地球上で、基準となる南北の線を起点(経度0°)に15°ずつ度がずれるのに従い、1時間ずつ現地の時間がずれていくと言うものです。
1-3 日付変更線とは?
ここでは、日付変更線がどのような役割を果たしているのかを説明します。
例えば、日本人にも人気の観光地であるハワイは日本から西へ285度ずれた19時間早い時間になっています。
これは、もし日本がAM12:00だったら、ハワイは前日のPM7:00ということです。
この時刻はさらに西側の国へ行くと早くなる仕組みになっていますが、1日(24時間)以上ずれないように日付を元に戻す地点が決められており、その境界が日付変更線です。
日付変更線に一番近い西側の国が世界で最も時刻が早い国で、この国はキリバスに当たります。
1-4 セブ島と日本の時差
フリピンにあるセブ島と日本の時差は、わずか1時間。
首都マニラは北緯14度35分、東経120度58分に位置し、フィリピンのほうが時計の進みが1時間遅くなっています。
つまり、日本が午前12時であれば、フィリピンは午前11時ということになります。
海外旅行者にとって観光に支障が出ない1時間という時差は、非常に嬉しいポイントです。
到着した日にちから日本とほぼ同じ時間軸で動けるというのは、小さいお子さんがいる海外旅行でも負担が少ないので助かりますよね。
また、フィリピンでは日本と同じようにサマータイム(下記で説明)を実施していないので、日本との時差は年通時間で同じになります。
しかし、海外旅行先としては少し遠い距離にあるヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどのサマータイムを実施している国では、時計の針を調整していなくて、飛行機の予約やツアーの集合時間に遅れた!なんていうことも起こり得るので要注意です!
日本時刻 | セブ島時刻 |
12:00 | 11:00 |
13:00 | 12:00 |
14:00 | 13:00 |
15:00 | 14:00 |
16:00 | 15:00 |
17:00 | 16:00 |
18:00 | 17:00 |
19:00 | 18:00 |
20:00 | 19:00 |
21:00 | 20:00 |
22:00 | 21:00 |
23:00 | 22:00 |
24:00 | 23:00 |
1-5 サマータイムとは?
海外旅行に行く時に、もうひとつ気をつけておきたいのが、サマータイムです。
ここでは、日本ではあまり聞きなれないサマータイムについて紹介します。
セブ島にはサマータイムがないので、セブ旅行の際は何ら問題はないのですが、どのような影響が出るのかは一通り押さえておきたいところです。
サマータイム(夏時間)とは、日の出が早く、明るい時間が長い夏の期間に、時刻を1時間早めることで日が出ている時間の有効利用を図ろうとする制度のことです。
これは、主に緯度の高いヨーロッパの国々やオーストラリア、ニュージーランドなど南半球の一部の国で取り入れられています。
日本からサマータイムを実施している国へ旅行に行った際は、当然ですが国際線の飛行機の到着時間などは通常よりも1時間早まります。
その為、サマータイムの期間中は日本との時差も、通常の時差よりも1時間早める必要があります。
日本にいると、あまり気にしたことがないサマータイムですが、先ほどあげた国々などでは、当然のように実施されているので、旅行の際は時刻に気をつけてくださね。
2 日本からセブ島への飛行時間と行き方
ここでは、日本からセブ島へのフライト時間と行き方について紹介します!
2-1 日本からセブ島への飛行時間
日本からセブ島へは直航便と乗り継ぎ便があり、どちらも利用することができます。
直航便を利用すれば、飛行時間は約5時間。
乗り継ぎ便を利用する場合は、航空券が安くなる分、飛行時間は約7時間〜10時間と言われています。
乗り継ぎ便に関しては、経由する空港での待機時間などに違いがあるので、できるだけ少ないフライト時間でいけるものを選ぶことがおすすめです。
※フライトスケジュールは夏季と冬季で変更されることがあるので、旅行前に確認しましょう。
2-1-1 成田国際空港、羽田空港からセブ島
成田国際空港からセブ島のマクタン・セブ国際空港へは直行便が出ており、セブパシフィック航空やバニラエア、フィリピン航空が就航しています。
飛行時間は約5時間ほど。
羽田空港からは乗り継ぎ便の利用が可能で、マニラや韓国を経由するので、それらの国に行ってみたいと思っていた方は、待ち時間を利用して少し観光してみるのもいいですよね。
2-1-2 関西国際空港からセブ島
関西国際空港からは、直航便・乗り継ぎ便のどちらも出ているので、一緒の旅行に行く方と相談して決めてくださいね。
直行便の場合は、成田国際空港と同様に約5時間のフライトで行くことができ、乗り継ぎ便の場合は、台湾・中国・マニラなどが経由地として設定されています。
小さいお子さんがいるファミリーでの旅行や、短期休暇での旅行には直行便が最適です。
2-1-3 中部国際空港からセブ島
中部国際空港からは、直行便、乗り継ぎ便のどちらも出ています。
しかし、直行便は曜日が限定されている便があるので、予約の際は注意が必要です。
セブ島からもシンガポールなどへの直行便が出ているので、長期で休みが取れる場合は、寄ってみるのも良いかもしれませんね。
2-2 セブ島への行き方
【日本からセブ島への直行便】
|
【セブ島から日本への直行便】
|
3 時差1時間のセブ島で、おすすめの観光時期
セブ島は、美しい海が多いことからリゾート地として知られており、様々なマリンスポーツを楽しむことができます。
また、物価が安いことからショッピングを目的として訪れる方も多い、韓国人や日本人に人気の国です。
そんなセブ島ですが、やはりその魅力は年間を通して気温が高いところ。
セブ島の平均気温は約26度〜28度といわれており、基本的にはTシャツ・短パンで過ごすことができます。
しかし、日本のような四季はなく、乾季と雨季の2シーズンがあります。
そこでここでは、バリ島の乾季と雨季について紹介します。
3-1 乾季
日本との時差が1時間のセブ島は、高温多湿の亜熱帯気候で俗にいう常夏の国です。
そのため、四季がないことは先ほど説明しましたが、乾季と雨季というシーズンがあります。
セブ島でいうところの乾季にあたる時期は、晴天の日が多いのが特徴です。
そのため、セブ島の綺麗な海でマリンスポーツやダイビングを楽しみたいという方は、乾季がおすすめ。
最高気温は30度ほど、最低気温で24度ほどです。
これほど高い気温だと、ジメジメした気候をイメージしますが、日本に比べると湿度が低いので、カラッとしており過ごしやすいのがポイントです。
また、天気がいい日は海の透明度も上がり、太陽の光が水面に反射して美しく輝いて見えます。
乾季の服装は、男性の場合、ジーンズやチノパンのように見た目も暑苦しいものではなく、通気性の良いハーフパンツを選んでくださいね。
女性は、ワンピースやTシャツにショートパンツをチョイスするとリゾート感もよりでます。
※乾季にあたる時期は、特に紫外線が強くなるので、日本からサングラスや日焼け対策に薄手の羽織物、日焼け止めなどを持って行ってくださいね。
3-2 雨季
年間を通してどの時期に訪れてもあたたかい気温なのが特徴のセブ島ですが、南国らしい乾季がある一方で、スコールが降る雨季ももちろんあります。
しかし、雨季といっても日本の梅雨のように何日も続けて雨が降るというようなことは少なく、南国特有のスコールが一気にザーッと降り、またすぐ止むといったパターンが多いです。
そのため、雨季は観光に適していないのかというと、そうではありません。
セブシティには「ton ton massage」や「ヌアッ タイ」という格安マッサージやスパなどを受けることができる施設があるので、こういった室内でセブ島を楽しむという方法もあります。
湿度も日本の梅雨に比べて低いので、意外と過ごしやすいなんてこともありますよ。
また、雨季は観光客が乾季に比べ少なくなる傾向にあるので、チケットが安くなったり、ツアー料金が下がったりすることがあります。
なので、旅費をできるだけ抑えたいという方には雨季のセブ島がオススメです!
服装は基本的には乾季と変わりなく、Tシャツやタンクトップに短パンやサンダルでOKですが、女性は、歩いた時に引きずるほど丈の長い服を着ていると、雨が降った時に汚れてしまうのでなるべく避けた方がいいですよ。
3-3 おすすめシーズン
ダイビングの聖地、マクタン島での「スキューバダイビング」や色鮮やかな魚たちの世界を見ることができる「シュノーケリング」、爽快感抜群の「バナナボート」に、空中から海を眺める「パラセーリング」などのマリンスポーツをメインとした旅行であれば、やはりお勧めは乾季。
しかし、できるだけ少ない費用でセブ島に行きたいと言うのであれば雨季がお勧めです。
物価が安いセブ島なので、ショッピングを楽しむことに重点を置いていると言う方は、雨季でも存分に楽しむことができ、スコールが降ってきても屋根がある施設内であれば問題はなく楽しめますよ。
目的によってはオススメの時期が異なってくるので、旅行前に事前に調べてから時期を選んでくださいね!
まとめ
今回は、日本とセブ島の時差やフライト時間、行き方などの、セブ旅行の基本情報について紹介しました。
1時間の時差で行くことができるので、海外旅行に慣れていない方でも気軽に行くことができます。
時差ぼけなどもあまりないと思うので、是非足を運んでみてくださいね!