
【夢を叶えるインタビューVol.4】写真を通じて新たな表情を引き出す
第4回目となった夢を叶えるインタビュー、かなりのハイペースで夢追人の方々にインタビューさせてもらっていますが、そろそろ編集のスピードが追いつかなくなってきました。(笑)
今回はアグリイノベーション大学校で共に学び、これから新たな挑戦をする古屋くんの夢をインタビューしてきました!
<自己紹介>
平成元年山梨県生まれ。東北大学大学院工学研究科修了後、制御・自動化機器メーカに入社。大学時代より半導体技術を用いたセンサの研究開発に従事。
大学時代に写真や絵画の世界に魅せられ、社会人になって一眼レフカメラを購入。自然あふれる山梨で過ごした幼少期の経験から、自然の素晴らしさや人の隠れた魅力を引き出したいという気持ちが日々強くなる。現在、写真や仕事を通じて、植物・動物・人の長所を引き出すことを目標に活動している。
現在は、メーカでセンサの開発をしていますが、もうまもなく仕事を辞めます。大学時代から、半導体技術を用いたセンサの研究をしていて、会社に入ってからもセンサの開発をしています。かれこれ6年くらいセンサの研究開発をしています。
子供の頃の夢
しょーたろ: これから新たな挑戦をするタイミングでインタビューへのご協力、ありがとうございます。農業スクールにも通っていたこともあるし、これから地方創生の仕事が始まることを考えると何となく想像が付きますが、子供の頃はどんな夢を持っていた少年だったんですか?
古屋くん: 山梨県の自然の中で生まれ育ったこともあって、子供の頃は虫やザリガニ、カニ、魚などを捕まえるのが大好きな少年でした。家でゲームするよりも川原とか山で遊びを作り出して、それを遊ぶことの方が楽しかったですね。なので大人になったら、漠然と昆虫とかを研究する仕事に就くのがいいのかなーと思っていました。
しょーたろ: 僕らの世代ってちょうどポケモン元年だったと思うので、そういったゲームよりも自然の中で遊ぶ方が楽しかったというのがスゴく新鮮です。僕が一生懸命ポケモンを集めている時に、古屋くんは虫やザリガニ、魚を採っていたんですね(笑)。
(ちなみに僕は、ポケモン金・銀の時代で251匹中249匹のポケモンを集めました!ハイ、どーでもいいですね・・・)
子供の頃に抱いた夢に対するイメージ
しょーたろ: 暮らしの中に自分の好きなことがある環境で育った子供時代ですが、その時は夢に対してどんなイメージを持っていましたか?
古屋くん: 暗闇の中にいるんだけれどもそこに射し込む光みたいなイメージでしょうか?自分にとって見失わずにしたいものとというか・・・ 逆の発想ですけど、「夢がない」っていう人は、その遠くにある光を自分で見えないようにしてしまって、何か自分の近くにあるものを無理やり自分の夢にしてしまっている様な気がするんです。
僕の好きな映画に『コーチ・カーター』というバスケットボールの映画があるのですが、映画に出てくるセリフの中で、
『最大の恐怖は(自分が)無力と知ることではない 最大の恐怖は自分の計り知れない力だ』
というセリフがあるのですが、僕の夢に対する考え方は全てこの言葉から来ています。映画の中で不良少年が出てくるのですが、一番の不良少年は「自分自身が光り輝くこと」や「自分自身の凄さに気付いてしまうこと」を恐れていて、違うところで自分自身を認めてもらいたいという想いから非行に走ってしまうんです。別に悪いことをしたい訳ではなく、世の中が自分自身に気付いてもらうために不良しているのであって、本来はちゃんとした形で輝きたいっていう願望があるんですね。今は暗闇にいるかもしれないけれど、トンネルの奥の方で輝いているものを追いかけても良いんだよと自分自身を許す。夢はここから始まると思います。
しょーたろ: 「光り輝いてもいいんだよ、やりたいことをやってもいいんだよと自分で自分のことを許してあげる」、最近自己概念ってスゴく大切だっていうことを学んだんですが、本当にその通りなんですね。そんな古屋くんですが、社会人になってからも自分の夢を追い続ける人生を送って来れたのですか?
古屋くん: 『コーチ・カーター』の名セリフについてお話した後でこんなことを言うのも恥ずかしいですが、全くそうではありませんでした(笑)。