【夢を叶えるインタビューVol.13】お山の大将になって資産を築く

こんにちは、Synchronicityのしょーたろです。

10回を超えても勢いが留まることを知らない夢インタビュー。 第12回目の今回はこれまでとはちょっと異なる考えを持っている大学生にインタビューしてきました。 夢インタビューの中で “お金” というワードが何度も出て来ますが、話を聞いているうちに彼の考え方に対して「なるほど!」と思う場面が多々ありました。

早稲田大学法学部2年生の藤本 洸平(FJ)くんです!

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子供の頃の夢

しょーたろ: いつもファイナンス勉強会に来てくれているので、”お金” というワードにはかなり敏感なイメージを持っていますが、子供の頃はどんな夢を持っていたんですか?

FJ: 子供の頃は医者か外交官になるのが夢でした。小学校1〜2年生くらいから高校に入学するまではずーっと「医者か外交官になりたい」と思っていました。 純粋にお金が儲かりそうだなーと思っていました(笑)。 僕は青森県出身ですが、地元の病院の院長である伯父を見ていると、固定で、ある程度の患者さんが通院するので収入も結構いいんじゃないかなーと考えていました。 外交官については、僕の出身高校卒で(おそらくフランス?)大使になった方がいらっしゃるんですが、小学生時代にその方の話を聞いたのが印象に残っています。 元々海外が好きだったので「海外に暮らして仕事ができるなんていいなー」と思っていたのと、職業的な話ですが国家公務員の中だと結構給料も良いと伺ったので、「海外に住みつつ良い給料をもらえるなんて最高じゃん!」と思ったのがキッカケです。

しょーたろ: なるほど、お話を聞いていると “お金” とか “職業” とか、小学生が中々考えないようなことまでしっかり考えていたんだなーという印象を受けましたが、小さい頃から ”お金” に敏感だった理由って何かあるんですか?

FJ: 家庭環境が貧しかったとかそっち系の理由ではないです! あくまで僕の考え方ですが、人間って一人では世界を変えることはできないし、頑張ってもお山の大将になることくらいが精一杯なんじゃないかと思っています。 ただその中でもお金さえあれば、取れる選択肢や解決できる問題が広がってくると思いますし、最低でも自分の周りにいる人たちを助けることができると思うんです。

しょーたろ: 見てる世界が大きいし、深いですね。 どういう少年時代を過ごしていたんですか? 発想の原点が気になります。

FJ: ファンタジー系のアニメや小説が好きな少年でした。 アニメや小説を見ていると特殊能力を持った人間が世界を救うような終わり方をするものが多いですが、現実世界には特殊能力なんて存在しない。 であればお金の力を使うしかないという結論に至ったんです。

しょーたろ: なるほど。 同じアニメや小説でも、見ている人の視点によって受け取るメッセージや見えてくる世界が全く違うんですね! ビックリです。 小学生の時からそういう思考回路に至るのは中々無いことだと思うんですが、小学生の時から学校で勉強する科目以外で何か学習していたことはありますか?

FJ: 小学生の時から心理学の本を読んでいました。 自分で勉強を進めていく中で「お金の有無で人間の行動がかなり違う」ことに気付いたんです。 であれば純粋に手に入れたいと思いましたし、お金の力を使わない他ないと思いましたね。

しょーたろ: “お金” → “お山の大将” → “ファンタジー系” → “心理学” と、掘れば掘るほど色々出て来て面白いですが、そもそも心理学を自分で学ぼうと思ったキッカケは何だったんでしょうか? 国語とか算数の延長線上に心理学があったとは思えませんし、英語・ピアノ・心理学みたいな感じで習い事としてあったとも思えないのですが・・・

FJ: 小学生から中学生の時代にかけて、殴り合いの喧嘩が多かったんです(笑)。 喧嘩をすると僕はいつも「相手が悪い」と思っていましたが、大人に事情を説明すると大抵「お前(FJ)が悪い」と言われて怒られていました。 「何で自分の思っていること相手の思っていることが見事に違うんだろう?」という疑問を抱いたのが心理学を学ぶキッカケとなりました。 その後も喧嘩が絶えなかったのですが、心理学を学ぶにつれて次第に「そもそも喧嘩する前に、人間(相手)の心理を読むことができれば人を動かすことができるんじゃないか?」と思うようになり、であれお山の大将になって組織を動かしたいと考えるようになりました。 自分でも感じますが、変な小学生だったと思いますね(笑)。

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しょーたろ: 聞けば聞くほど思考し尽くされて深いですねー。 僕は小学校1年生の時から柔道をやっていましたが、僕なんかの発想では喧嘩で勝てなかったら格闘技を習い始める人が多いのかな?っていう印象を持っていたんですが、FJは何か格闘技を始めようとは思わなかったんですか?

FJ: 運動が得意なわけでもなかったですし、体も小さかったので、ならば頭を使うしかないと考えました。 幸い勉強は出来た方なので、小さい頃から ”体ではなく頭” を使う方向にシフトしていました。

しょーたろ: 賢いですねー。 少し話が戻りますが、医者や外交官になりたいと思っていた時は、将来の夢に対してどんな印象を持っていましたか?

FJ: “夢” っていう言葉はどこか遠くて、ふわふわしている印象でした。 逆に ”目標” と言った時は近くて現実的な印象がありました。

しょーたろ: ちなみにその時の夢は叶えたいと思いましたか?

FJ: すごく貪欲に手に入れたいと思っていました。 その時から日本で一番の大学を目指し始めました。 中学生の時には「東京大学に行く」ことを題材に全校生徒の前、英語でスピーチしたこともあるくらいです。

しょーたろ: てことは、当時の中学校の中で一番頭が良かったんでしょうか?

FJ: 科目別では1位でも、総合で2、3位となることが多かった気がします。 その時は超自己中心的というか、「いかに自分のパフォーマンスと結果を最大化するか」について考えていたので、自分が勉強することはもちろん、いかに1位の人間を引きずり下ろすかみたいなことも考えていました。 いくら自分が頑張っても1位の人間も同じだけ頑張ればいつまで経っても追い抜けないため、自分の努力だけでは上昇スピードが鈍ると考えていました。

 

今後なりたい姿

しょーたろ: 「自分が1位になる」という結果だけを見れば、自分が努力して相手を蹴落とすやり方は確かに合理的に見えますね。 そんなFJですが、現在は「こうなりたい」っていう夢があるんですか?