【夢を叶えるインタビューVol.16】栄養学を軸に目標達成を支援

こんにちは、Synchronicityのしょーたろです。

第16回目となった今回は、「夢がない説」のある秋和(あきわ)さんに夢インタビューして来ました!

「夢がないって言ってる人に何で夢インタビューするの?」と疑問に思われるかもしれませんが、秋和さんの活動を見ていると「夢がない説はウソだ!」と思ったので、半ば強引に夢インタビューをお願いしました。 そしたら案の定、沢山の夢を語ってくれました(笑)。 まいど!

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<自己紹介>
秋和 圭介。 アスリートの明日と夢(DREAM)をかなえる!アスドリファクトリーにて副代表を務めると同時に、病院にて管理栄養士 兼 フィットネスクラブにて管理者を務めるなど、「夢・食・運動」の領域において多方面で活躍。

大手食品メーカーにて健康食品の企画開発や食育活動を経験後、特定保健指導業務を経て現職に至る。 生活習慣病患者に対する栄養指導やアスリート向けの減量サポート、オンライン栄養サービスの構築などに積極的に携わり、健康管理面から人々の目標達成を支援している。

アスドリファクトリー公式HP: http://asudorifactory.com/blog/

 

子供の頃の夢

しょーたろ: 今回は半ば強引に夢インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。 夢に溢れた樹里ちゃんと共に活動されているので、「秋和さんの夢がない説はウソだ!」と信じて今日はやって来ました(笑)。 その説の真偽は後ほど確かめるとして、子供の頃に最初にやりたいと思ったことは覚えていますか?

秋和さん: 幼稚園の頃はウルトラマンになりたいと思っていました。 正義の味方とかそういうのではなくて、単純に好きで、少年的な憧れを抱いていました。 理由はわかりませんが、ライダー系でもなくレンジャー系でもなく、ウルトラマンが好きでしたね。

しょーたろ: 確かに、子供の頃の好きを思い返してみると、純粋に好きだったから、好きになった理由がよく分からないものが結構出てきますよね? 現在は管理栄養士として仕事されている秋和さんですが、食に興味を持ち始めたのはいつ頃でしたか?

秋和さん: 小学生の頃でした。 ただあの頃はとにかく食べることが大好きな食いしん坊だったので、食べたいものを自分で作りたいという欲求から料理人やコックさんになりたいと思っていました。 本当に食べることが好きで、体型もぽっちゃりしていましたね(笑)。

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しょーたろ: 確かによく見ると体型がガッシリしていますが、ひたすら食べている秋和さんが想像できないです・・・
広い意味で “食” という括りだと小学生時代の食欲と今の仕事に関連性がありそうですが、食べることが好きな少年が管理栄養士になるまでにはどのようなストーリーがあったのでしょうか?

秋和さん: 中学生になってからはお菓子が好きになり、お菓子作りをするために一瞬パティシエになろうと考えた時期がありました。 それもパティシエを目指したいからではなく、ただ単純に自分が美味しいお菓子を作って食べたいと思ったからです(笑)。 その時は専門学校に行こうか考えましたが、両親とも話し合った結果、普通の高校に進学することになりました。

しょーたろ: なるほど。 そこでパティシエを目指すことは辞めたんですか?

秋和さん: 高校に進学しても2年生くらいまではパティシエになりたいと思っていました。 ただ高校に進学してから一回、自分の将来について真剣に考えたんです。 「そもそもなぜ料理人やパティシエになりたいんだろう?」と考えた結果、やはり行き着いた答えは「美味しいものを食べたい」という自分の欲求でした。 料理人・パティシエに関わらず、料理をしたいと思う動機は全て自分の食欲から来ていたので、美味しい料理を作って人に提供することが原点じゃないことに気が付きました。

そんなことを考えていたある日、東京家政大学の教授が僕の通っていた高校で栄養学の講義をする機会があったので、「なんか面白そうだなー」と思って参加してみました。 もともと化学が好きだったこともあり、栄養学の講義がスゴく面白かったんです。 食べ物を学問として見たのが初めてだったので、スゴく感動したんです。 パティシエと栄養学の道を考えた時に「栄養学だ!」と思って進路を決定したことが今の自分に繋がっています。

 

パティシエと言ったらフランス?

しょーたろ: もし高校生の時にその教授の講義を受けていなかったら、秋和さんはパティシエを目指していたんだじゃないか?と思うと、人生の方向性を決める上で人との出会いは本当に大切なんですね。 パティシエでいうとフランスを目指す人が多い印象ですが、秋和さんはフランスに行かれたことはありますか?

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秋和さん: フランスには行ったことがないですが、ちょっとした憧れがあります。 海外願望はゼロに等しいですが、もし「海外で行きたい国は?」と聞かれたら「フランスに行きたい」と思いますね。

しょーたろ: 高校時代にもしフランスに行っていたら、それはそれで秋和さんの人生の方向性を変えていたかもしれないと思いました。 大学に入学する前は、学外で食や栄養学について学んでいましたか?

秋和さん: 料理学校は見学に行ったくらいで、栄養学はその体験講義を受けたのみです。 なので本格的に学び始めたのは大学に進学して以降ですね。

 

子供の頃に抱いた夢に対するイメージ

しょーたろ: とにかく食べることが大好きだった少年がどうして管理栄養士になろうと思ったのか、秋和さんの人生ストーリーを理解することができました。 一回小学生時代に話が戻りますが、「コックや料理人になりたい」と思っていた当時は夢に対してどんな印象を抱いていましたか?

秋和さん: 夢という言葉が適切でないかもしれませんが、自分の願望を叶える手段が夢だと思っていました。 僕の場合ですと、自分が美味しいものを食べるための手段として料理人やコック、そしてパティシエといった職業があると。 小学校時代に母の知人でシェフをされている方のところに行ったことがあるのですが、シェフの姿を見て強烈に「こうなりたい」という気持ちは湧いてこなかったです。 それまでは “職業=夢” として考えていましたが、その時くらいを境に「別に自分が全て作らなくてもいいのでは?」と思うようになったんです。

しょーたろ: 「まず最初に食欲という自分の欲が来て、それを満足させる手段として夢がある」僕には無い価値観だったので、スゴく勉強になります! ウルトラマンになりたかった幼稚園時代も、食べることに対しては人一倍の興味を示す子供だったんですか?

秋和さん: 父から聞いた話だと、3〜4歳の時にエビフライを落として猛烈に泣いていたそうなので、その時から食べ物を求めていたんだと思います。 そういえば、子供の頃に早くキッチンに立ちたいと思っていましたが、料理が作りたいというよりも、自分で目玉焼きを作って食べたかったからでした(笑)。 僕なら美味しく目玉焼きを作れるだろうと思って。