
ハワイに留学を考えてる?英語教育は10歳からがお勧め!?
ハワイやその他海外への留学をお考えですか??
英語教育は早く始めれば始めるだけ有利、そう思っている方も多くいらっしゃいます。
それは決して悪い事ではなく一理あると思いますし、また反対の意見もあったりします。
今回はその両端の考え方についてご紹介したいと思います。
1 英語教育は10歳を過ぎてからがベスト?
出典:http://www.city.kobe.lg.jp/information/about/construction/img/jsb.jpg
まず初めに、英語教育は10歳程度から始めた方が良い、という理論について解説していきます。
ある科学的根拠に基づいた結果から、
英語習得の目的として、海外へ留学させるのはあまりお勧めできません。
これは人間に一番近い脳細胞を持ったねずみを使用して、実験結果からそういった結論に至っているそうです。
1-1 ねずみを使った実験について
下記グループ3つに分けます。
①何の刺激もない狭い檻の中に閉じ込めたねずみ
②おもちゃいっぱいで、広い檻で育てるねずみ
③人工的なおもちゃは与えず、広い自然環境の中で冒険しながら育つねずみ
この中での成長指数を研究すると面白い事が分かったそうです。
①よりも②のねずみのCerebral Cortex [脳の神経細胞体が集中して存在する部分]が大きく成長した。
③のねずみは②よりもはるかに成長し、シナプス(神経と神経のつなぎ目)の数も増えた。更には身体能力や五感、学習能力なども大きく勝っていたとのこと。
この研究から読み取れることは、無理に生活環境を変えて教育を入れるよりも、
脳の発達が期待される期間を教育で潰すよりも、『ありのまま』の環境の中で自由な好奇心などの成長を促した方が、将来的な成長の伸びしろに繋がる。なので10歳などある程度脳が成熟した状態での英語教育の方が、より効率良く覚えられ記憶にも残る。
以上が1のまとめとなります。
2 英語を学ばせる上で、早く学び始めるのは最も効果的である
出典:https://twitter.com/english_edu_jp
一方で、『英語教育は幼児の頃から始めた方が良い』という話も挙がっています。
どちらかと言うと、この説の方がポピュラーかもしれませんね。
ポイントとして、
英語を学び始めるのが早いほど”ネイティブ”により近づきやすく、習得の”スピード”も早くなります。
色々な学説や諸説がある中で、ある程度脳の言葉への認識度合や、音素の理解も変わってきます。
こういった理由があるからこそ、『英語を早い年代から始める方が有利』というのは決して間違いではないですね。
ただ、
『英語習得』という面であって、絶対に『外国語環境』にいかなれば上達しない、という訳ではないので安心してください。
この説で説明させて頂きたいのが、
重要なのは早い年代での『英語学習の総時間数』であって、『学習開始年齢』や『外国語環境』がそれほど重要、という訳ではないということですね。
3 まとめ
上記2つの説をまとめると、
〇早めに英語教育があった方が覚えは早いしネイティブにもなる
〇無理やり現地の環境に行くよりも、10歳ごろの脳が発生してから英語環境に行った方が効率的で記憶もする
上記2点のことが分かりましたね。
後はどのような環境でお子様を育てたいか、という親の考え方で進めればいいのではないでしょうか。
幼少期の英語教育についての情報、いかがでしたでしょうか?
親目線で無理強いすることなく、環境や説も鑑みて選択すれば、必ずや成長に繋がる事になりますね。
留学は人生のターニングポイントとなるほど大きな出来事なので、慎重に進めていきましょう。