
ギリシャへの行き方は?安く行く方法やシーズンまで徹底紹介
美しいビーチと壮大な歴史を持つヨーロッパ文明発祥の地、ギリシャ共和国。
ヨーロッパ諸国の歴史はこのギリシャから始まったとされています。
ヨーロッパ南東部に位置し、アルバニア、マケドニア、ブルガリア、そしてトルコと隣接するギリシャはエーゲ海に浮かぶ千以上の島々を有し、年間を通して温暖で過ごしやすい気候です。
誰もが知る世界遺産アテネのパルテノン神殿やメテオラ修道院など歴史的な建造物も多く残されており、有名なギリシャ神話の生まれた土地として「神々の大地」とも呼ばれるギリシャ。
美しく見どころも多いことに加え他のヨーロッパ諸国に比べると物価もはるかに低いギリシャは観光先としてとてもおすすめの国です。
今回は歴史と文化の溢れるギリシャへの旅支度を整えましょう!
まず最初に気になるギリシャへの行き方、おすすめのルートなどをご紹介します。
1.日本からの直行便はない!
海外旅行を計画する際、重要になってくるのが日本から直行便が就航されているかいないかですよね。
特に個人旅行では乗り継ぎが心配と言う方も多いですし、便によっては長時間空港で待たなければいけなくなることもあります。
残念なことに、日本とギリシャを結ぶ直行便は就航されていません。
主な行き方としてはヨーロッパの第三国でアテネ行きの便に乗り換えるか、トルコやドバイで乗り換える南回り、さらには中国や韓国で乗り換える方法もあります。
ギリシャまで平均フライト時間は平均して約16時間ほどですが、安い航空券では乗り継ぎ時間が発生し20時間以上かかることも珍しくありません。
ヨーロッパ各国はLCCがとても発達しており、アテネにも各国からLCCが就航していますので、どうせなら乗り継ぎの国も一緒に観光すると言うのも良い手段です。
2.ギリシャの空港は?
ギリシャへの窓口となる主な空港が首都アテネにあるアテネ国際空港。
エレフテリオス・ヴェニゼロス空港とも呼ばれ、アテネ市内から20キロほどに位置するこの空港には世界中の航空会社が就航しています。
国際線、国内線共に就航数が一番多く、エーゲ海の美しい島々へもこのアテネ国際空港から出発することになるでしょう。
ギリシャ国内の人気観光地であるサントリーニ島へもアテネ国際空港から毎日たくさんの便が出ていますので、アテネを数日観光後、またアテネ国際空港からの飛行機でサントリーニ島を訪れるのがギリシャ旅行の王道と言えます。
アテネ国際空港自体はそれほど大きくありませんが免税店やカフェ、レストランは充実しており、お土産の購入などにもぴったりです。
アテネ市内へはバスで6ユーロ、メトロの利用で10ユーロ程度です。
どちらも空港を出てすぐ分かりやすく表示されていますので、迷うことは少ないでしょう。
3.ギリシャ旅行のオンシーズン・オフシーズンは?
ギリシャ旅行のオンシーズン、オフシーズンも気になるところですよね。
ギリシャの首都アテネは地中海性気候に属しており、一年中温暖で過ごしやすい気候です。
美しい島々を目的とした観光客が多く、オンシーズンは6月から9月の間でこの期間は日本からの航空券も値段が上がります。
観光客の減るオフシーズンは気温の下がる11月から3月の間です。
この時期はギリシャ国内のお祭りも少なく、観光客はぐっと減り手頃な価格で航空券を手に入れることができますよ。
青い海でのバカンスを楽しみたい方は多少お値段が上がっても夏のオンシーズンに訪れることを強くおすすめしますが、ギリシャの歴史を見て回る旅の方は冬場を選んでも良いでしょう。
雨の日が多くなるので、折り畳み傘をお忘れなく。
4.お安く行くなら?
航空券はできるだけ価格を抑えたものを手に入れたいと言う方におすすめなのがアエロフロート・ロシア航空の利用です。
ヨーロッパ方面へ格安で行くならアエロフロートと言われるほどお値段を抑えることのできるアエロフロート・ロシア航空。
日本では成田国際空港からの就航のみとなってしまいますが、出発地によっては成田への移動を含めてもお安く収めることもできます。
価格の低い航空券は目的地まで時間がかかりすぎると言うのが難点ですが、アエロフロート・ロシア航空の成田→アテネ間は16時間ほどで到着する便が多く就航しています。
11月のオフシーズンであれば大人一人エコノミークラスの航空券でなんと7万円代から見つけることができます。
同じ時期、その他の航空会社利用で15万円以上が多いですから、破格の値段と言って良いでしょう。
その値段の安さから人気の路線ですので、早めに予定を立てて購入することをおすすめします。
5.他の国から入国する方法も!
時間をかけて色んな国を巡りたいバックパッカーや個人旅行の方がよく利用する、他の国から陸路や海路を使ってギリシャに入国する手段もあります。
主な入国方法としてイタリア・ローマやナポリにほど近いバーリ港からギリシャ第三の都市パトラへのフェリーを利用する、更にはブルガリアからバスで入国する方法などがあります。
また、ヨーロッパはLCCがとても発達しておりイタリアのローマやフランス・パリ、スペインのマドリッドやバルセロナ、イギリス・ロンドンなどからアテネへの便は日本の国内線ほどのお値段で見つけることができます。
例えばロンドンからアテネへは乗り換え無しで200ユーロ(約25000円)ほど、パリからアテネへも70ユーロ(約9000円)ほどの飛行機があります。
いずれもヨーロッパを巡る格安航空会社利用となりますので、他国から空路での入国も視野に入れてみてくださいね。
ちなみにヨーロッパのLCCはほとんどの場合アプリで航空券の購入が可能です。
まとめ
直行便がないと言うこともあり不安に思う方も多いかもしれませんが、ギリシャ国内は英語が通じる場合が多いですのでそれほど難易度は高くありません。
ギリシャを観光のメインにして思い切り楽しむのももちろんおすすめですし、ヨーロッパ周遊の一つの国としてエーゲ海の島々に立ち寄るのも良いでしょう。
ご自分のスタイルに合った旅行プランを立ててぜひギリシャを訪れてくださいね。
青い海と息を飲むほどの絶景が待っています。