
グアム通になりたいなら見て欲しい!グアムの国情報を大公開!
グアムと聞くと、なんとなく常夏で海が綺麗なビーチリゾートというようなイメージを抱いている方が多いですよね。
しかし、実際皆さんはグアムのことをどのくらい知っていますか?
よくグアム旅行に行ってきたというような話や、グアムに行きたいというようなことを耳にすることも多く、行ってみたい海外旅行先として話題に上がります。
そんな人気観光地のグアムですが、実際にはどこの国に属しているのかや、なぜ観光スポットとしてここまで有名になったのかなどの気になる点を踏まえて、ここではグアムの国や基本情報を紹介します!
目次
1 日本人に人気の観光地グアムの基本情報
出典:http://www5c.biglobe.ne.jp/~cassia/papafolder/GM_HP.htm
日本人に人気の観光地グアム。
ハワイやバリ島と並び、行ってみたい海外などでよく名前があがるグアムですが、ここではそんな魅力的な島グアムの基本的な情報を紹介します。
1-1 グアムについて学ぼう!~グアムの歴史について~
出典:https://tabi-mile.com/guam-travel-drive-south/
グアムは太平洋に浮かぶマリアナ諸島南端の島です。
国としてはアメリカ合衆国に属しており、日本ではわかりやすいように「米領グアム」と表記される場合もあります。
また、グアムはアメリカ合衆国の準州(自治属領)で、準州(自治属領)とは、州に昇格する前の段階の地域をいいます。
グアム島に人類が住み着いたのは紀元前3000年~2000年頃と言われており、東南アジア系民族チャモロ人がマレーシアやインドネシア、フィリピンから航海カヌーに乗って移住してきたことが始まりとされています。
この人々がのちに、チャモロ人と呼ばれるようになりました。
1-1-1 探検家マゼランが上陸した地「ウマタック」
出典:http://fujiichiban-usa.seesaa.net/article/95759774.html
1521年には、世界一周航海中のポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼランがヨーロッパ人として初めてグアム島に上陸したのがウマタック湾と言われています。
ウマタック はグアム南西部の村で、自然に囲まれた眺めの良い景色を見渡すことができます。
豊かな自然の中に、木々に囲まれるようにして建てられているのが「白い記念碑」。
これは、ウマタック村に上陸してキリスト教の布教活動を行い大きな成果を上げたポルトガル人冒険家マゼランの記念碑で、彼の上陸から約400年後の1926年に記念碑が建てられました。
1-1-2 レガスピが来島しスペインの植民地に
出典:http://washimo-web.jp/Trip/Guam02/guam02.htm
探検家フェルディナンド・マゼランが、グアム島を発見したあと、1565年にレガスピ(初代フィリピン総督となった、スペインの征服者)が来島し、スペイン国王がグアム本土およびその他のマリアナ諸島の領有を正式に宣言したことで、植民地下へ入ることとなりました。
ここから333年間にも続くスペイン国の支配が始まったとされています。
また、17世紀に植民地化が始まると、スペイン人はチャモロ人をキリスト教に改宗させるため、ウマタック小教区がつくられました。
1-1-3 スペイン国による支配の後
出典:http://pichori.net/Philippines/history/american_spanish_war.html
スペイン国による支配の後、1898年にアメリカとスペインの間で勃発した米西戦争にアメリカが勝利し、同年パリ条約によりグアム島は、フィリピン、プエルトリコとともにアメリカ合衆国の植民地支配下に置かれました。
しかし、1941年には太平洋戦争(大東亜戦争)が勃発、日本が真珠湾攻撃の5時間後に、グアムへの航空攻撃を開始、日本軍がアメリカ軍を放逐し、島名を「大宮島」と改名して大日本帝国領土とし、その後2年7か月にわたり占領したが、1944年グアムの戦いでアメリカ軍に奪還されました。
1960年代後半以降は、日本からの観光客を中心とした観光地として発展を遂げ、ホテルやレストラン、免税店などが立ち並び、経済面では日本などの海外からの外国人観光客による収入が重要な位置を占めています。
1-2 グアムについて学ぼう!~グアムの国旗(島旗)の意味~
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
グアムには島旗があり、これは1917年、米海軍の将校夫人であるヘレン・ポールのスケッチを元にデザインされました。
グアムの旗は、深紅の縁取りがされたマリンブルーの地の中央に、赤い楕円に縁どられたグアムの紋章が入っています。
赤はチャモロ人によって流された血を、マリンブルーは海と空、グアムの融和を象徴しており、楕円形は、その昔グアム島で採れた石で作った武器である投石器を表現しています。
それには「保護」と「耐久力」という意味が込められているそうです。
紋章には、「自給」とどのような状況下でも成長していく「力」を表すココナッツの木、勇気と技能を示すカヌー(プロア船)、陸地は、チャモロ人の環境に対する深い愛情と責任を表現しています。
1-3グアムについて学ぼう!~グアムの通貨~
出典:http://www.arukikata.co.jp/country/GU/info/currency.html
グアムの通貨は、US「$(ドル)」と「¢(セント)」です。
紙幣は$100、$50、$20、$10、$5、$1の6種類が流通しており、通貨は、1¢、5¢、10¢、25¢の4種類が流通しています。
通貨は、紙幣と違い金額が書いていないので旅行者には難易度が高いですが、それぞれ$で表すと、$0.01、$0.05、$0.10、$0.25となります。
観光中、通貨が増えてしまい、小銭がたまってきたら、レジ前で手持ちの小銭を広げて見せると店員さんが使えるコインをピックアップしてくれたりします。
硬貨はどれが何セントか分かりにくいので、しっかりコインの色やデザインを覚えていくと困らなくて済みますよ。
また、グアムで使えるクレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、AMEXの他に、新生銀行のインターナショナルキャッシュカードも、グアムのATMが利用できるので便利です。
まとめ
今回は人気観光地のグアムが、実際にはどこの国に属しているのかや、グアムの歴史、グアムの通貨など、ここではグアムの国や基本情報を紹介しました。
グアムの歴史をより深く知ることで、グアムがもっと好きになり、南国気分を味わうのも素敵ですよね。
訪れる前に、ぜひこの知識を頭にいれて、グアムの旅を楽しんでください!
グアム初心者の方はこちらも必見!「初めてのグアムは不安だらけ!事前に知っておきたい「時差」のこと」