グアム 島 観光地

楽園の島グアムってどんなところ?エリア紹介3選

日本から南方に飛行機で約3時間の楽園であるグアムは、観光地として人気が高く、日本から数時間のフライトで行くことができるとあって、世界各国から多くの方が休日を使って訪れます。

グアム島は、ショッピングセンターやホテルのオープンなどで大きく様変わりし、美しい自然と透き通るような海がグアムの魅力をより一層高めています。

しかし、そんな人気の観光地であるグアムですが、グアムとは一体どんな島なのか?

そこで今回は、そんな疑問に答えるべく、グアム島のエリアを紹介します。

1 グアム島のエリア紹介

グアム 島 エリア
出典:https://ameblo.jp/uver0511/entry-12265351497.html

グアムは、西太平洋のミクロネシアと呼ばれる地域に位置する同諸島最大の火山島で、アメリカ合衆国の準州です。

そんなグアムには、多様な要素が複雑に混じり合った独自の文化史があり、300年以上続いたスペイン統治時代の香りが色濃く残されています。

また、グアムの年間平均気温 は26℃で、年降水量約 2400mm。

周囲にサンゴ礁が発達しており、行政中心地はハガニアになります。

以下では、グアム島の地理とエリア紹介をしていきます。

1-1 グアム島って、一体どこにあるの?

グアム 島 位置
出典:https://www.businessinsider.jp/post-100785

グアム島は、日本から南東へ約2500kmのところにあり、東には太平洋、西にはフィリピン海が広がり、マリアナ諸島の南端に位置しています。

グアム島の島の長さは約48kmで、幅は約14~20kmと細長く、面積は日本の淡路島とほぼ同じ550㎢です。

日本地図で確認すると非常に小さく見えますが、ミクロネシア最大の島です。

ミクロネシアとは、ギリシャ語のミクロス(μικρός 小さい)ネソス(νῆσος 島)から、「小さな島々」という意味で、南緯3度~北緯20度、東経130度~180度の範囲にある諸島の総称です。

グアム島が属しているのは、ミクロネシアにあるマリアナ諸島で、これは推定約700万年前の火山爆発によって誕生し、珊瑚礁が地盤とともに盛り上がった隆起サンゴの島々で構成されています。

その為グアム島は海底火山によって造られた島であり、北部は珊瑚礁に囲まれた石灰質の平坦な台地で、南部は火山の丘陵地帯です。

また、気候は海洋性熱帯気候に属しており、年間を通して高温多湿で、グアムの一番のイメージである常夏は、まさにグアムの気候を表すのにぴったりの言葉です。

そのイメージ通り常夏のグアムでは、一年を通して海水浴を楽しむことができ、6 ~12月が雨季、1 ~5月が乾季の2シーズンがあります。

2 グアム島のエリア紹介3選

グアム 島 エリア紹介

出典:https://goo.gl/QqQRi6

グアム旅行の滞在の拠点となるのは島の中央部のタモンやハガニア周辺で、日本からはショートステイで2泊3日で訪れる方が多いので、このメインエリアから出ることなく過ごす観光客も多いです。

しかし、そのメインエリアはグアムでのごく一部となっています。

グアム島は小さいながらも北部と南部とでは風景や植物、島民のライフスタイルなどが異なるようで、グアムには全部で19の自治体があり、それらは「村(village)」と呼ばれています。

小さい島と思われがちですが、想像以上に多様性に富んだ島グアム、ここではそんなグアムを北部、中央部、南部の3つのエリアに分け、エリアごとの特徴を解説します。

2-1 グアム北部

グアム 島 北部

出典:http://memorial671.blog56.fc2.com/blog-entry-69.html?sp

グアム北部は、その大半をアンダーソンアメリカ空軍基地が占めており、海へ垂直に落ちるように切り立った崖が多いのが北部の特徴。

北のリティディアン岬周辺は石灰岩の岩山が聳え立ち、ジャングルのような自然豊かな緑が広がっています。

一方で、タモン寄りにはグアム最大の人口を抱える街デデドがあり、プライベートビーチクラブのココパーム・ガーデン・ビーチがあるのも、このエリアです。

2-1-1 【グアム北部:デデド】

グアム 島 デデド

出典:https://blog.goo.ne.jp/akicoco_chan/e/cfaf4587ec8fa83f54d3db205934a49c

グアムの北部に位置しているデデドは、タモンに隣接しており、広大な平地が広がる村で、島で最大の人口を誇っています。

観光客の間では、早起きをして訪れたい週末の朝市が人気で、毎週土日に開催されるフリーマーケットでは野菜やフルーツ、魚などの食料品からアロハシャツ、家具やアンティーク雑貨など、様々なジャンルのものが売られています。

タモンからはシャトルバスも運行しているので、掘り出し物を見つけに足を運ぶのも楽しいですよね。

デデドには、グアムで人気の観光地である恋人岬や、最大級のショッピングモール「マイクロネシアモール」があるのも魅力。

そのほかには、まるで別天地のような静寂のビーチ「ココパーム・ガーデン・ビーチ」があり、ここではシュノーケリングやカヤックなどのマリンスポーツを楽しむことができます。

2-1-2 【グアム北部:ジーゴ】

グアム 島
出典:https://ameblo.jp/map-marine/entry-11587469508.html

グアム北部の中でも最北に位置する村であるジーゴは、その大部分がアメリカのアンダーソン空軍基地になっています。

このエリアには、荒々しい岩肌を露出した岩山が並び、手つかずの自然が残るジャングルや、美しいビーチが点在。

また、観光客には最北端の岬であるリティディアンビーチが有名で、ここはかつて軍専用でしたが、祝祭日を除き一般にも開放されるようになりました。

2-2 グアム中央部

グアム 島 中央部

出典:http://www.world-laviephoto.com/guam/loca/03-tamon.html

グアムへ訪れる方のほとんどが集中するのが、この中央部エリアです。

ここは、グアムで最も華やかな観光の中心地で、あらゆるアミューズメントがぎっしり詰まったエリアとして観光客に人気の場所でもあります。

また、交通手段も多く、旅行者でも移動が楽なのも魅力です。

<グアム中央部:タモン>

グアム 島 タモン

出典:https://welove.expedia.co.jp/destination/usa/17286/

グアムの中でも一日中観光客で賑わうのが、グアム中央部にあるタモンです。

ここは、サン・ビトレス・ロード(通称ホテル・ロード)沿いにホテル群やレストラン、免税店、ショップなどが軒を連ねるグアムのメインエリアで、中でも観光客に人気なのが大型アミューズメントスポットの「プレジャーアイランド」、全長100mの水中トンネルが自慢の水族館「アンダー・ウォーター・ワールド」、ゴージャスなラスベガス・スタイルのディナーショーが人気の「サンドキャッスル」などがあり、夜遅くまで賑わいを見せています。

また、タモンの北側は「プレジャーアイランド」と呼ばれ、観光客は必ず立ち寄るエリアになっています。

2-3 グアム南部

グアム 島 南部
出典:http://islandtime-guam.com/ja/news/food/post-3263/

グアムの南部は、村々が集まるのんびりとしたエリアで、南の島らしさを存分に満喫することができます。

また、山間を抜けると、海沿いに愛らしい教会が建つ小さな村が開けていたり、夜遅くまで賑わいを見せているタモンとは違った真のグアムを発見することができるのが魅力です。

<グアム南部:メリッツォ>

グアム 島
出典:https://tokuhain.arukikata.co.jp/guam/2010/09/post_249.html

グアムの南部に位置しているメリッツォは、グアム最南端にあり、奇跡の青と呼ばれるココスラグーンに面する村です。

古代からチャモロの人々に海の恵を授ける漁場として栄えてきたこの海には、今も伝統的な手法を受け継ぐ漁師さんもいるそうで、チャモロ文化独特の伝統漁法が受け継がれてきました。

またメリッツォは、のんびりとした雰囲気の小さな村ですが、スペイン統治時代の面影を今に残す家々もあり、マリンスポーツが楽しめるココス島へ渡る拠点でもあります。

まとめ

今回は、グアムの島について北部・中央部・南部にわけて紹介しました。

グアムはそのエリアごとに様々な違いがあり、何度言っても飽きない魅力的な島なので、この記事を参考に、是非色々なエリアに足を運んでみてくださいね。