
アロハシャツといえばハワイ!歴史から代表ブランド7選を紹介!
ハワイの装いといえば、誰もが思い浮かべるアロハシャツ。
今回はアロハシャツとは?という部分から、おすすめのブランドまで幅広くご紹介していきます!
画像出典:https://hawaii.jp/archives/7227
目次
1 アロハシャツについて知っておこう
出典:https://kataokayoshio.com/blog170106_alopha_shirt
1-1 そもそもアロハシャツとは??
パイナップルやココナッツなどのトロピカルなモチーフで、カラフルな色彩のデザインをした開襟シャツ。
アロハシャツと言えば、すぐに形が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
そんなアロハシャツの起源には諸説ありますが、日本の和服から派生したという説が有力なんです。
日本人移住者が持っている着物の美しさに惹かれた現地の方が「着物をシャツにしてくれ」と、和柄の着物をシャツに仕立て直したものがアロハシャツのスタートとされています。
出典:https://www.watabe-wedding.co.jp/retrend/shop-kyoto/2013/11/post_98.html
1-2 アロハシャツの歴史
「アロハシャツ」という名の通り、ハワイを象徴するハワイアンシャツ。
その原型は20世紀前半にまで遡ります。
初期のアロハシャツには和柄が多く、ハワイに移住した日系移民とのかかわりがとても深いんです。
「ムサシヤ・ショーテン」は、初期のアロハシャツを育てた店のひとつとして知られます。
前述した和柄のシャツはこのムサシヤ・ショーテンからスタートしたと考えられており、早い時期から和柄の生地を使ったシャツを仕立てていました。
1935年に、「アロハシャツ」という言葉を初めて新聞広告で使ったのもこのお店だとされています。
そして1936年、「アロハ」は洋品店「キング・スミス」の経営者エラリー・チャンによって商標登録されます。
中国系移民のエラリーが最初に販売したアロハシャツは、ムサシヤ・ショーテンが仕立てた和柄のシャツでした。
出典:http://www.delochunk.com/hpgen/HPB/entries/117.html
1-3 アロハシャツの発展
その後のアロハシャツ発展には、ハワイが観光地として確立されたことが大きく影響しているといえます。
1927年、マトソンラインがサンフランシスコ~ホノルル間の客船を就航させると 米国本土から多くの観光客がハワイに降り立ちました。
また、戦時中のハワイは米軍の要衝として賑わい、戦後は航空路の発達もあり観光客がとても増えました。
そのため土産物としてのアロハシャツの需要は一気に増え、やがて米国本土でもハワイブームが起こるように。
ハワイのメーカーだけではなく、アメリカ本土のスポーツウエアメーカーなどもアロハシャツを生産するようになりました。
そこからは様々なデザインや生地が使われ、今日のアロハシャツまで進化を遂げています。
2 アロハシャツを買うならここ!オススメブランド7選
2-1 IOLANI(イオラニ)
出典:http://blackwatch.seesaa.net/article/420084624.html
1953年に日系人の夫婦、ケイジ・カワカミとエディス・カワカミ夫妻が立ち上げたブランド。
ユニクロとのコラボレーションや、有名セレクトショップの取り扱いなども増えてきているアロハシャツ「イオラニ」。
ハワイで最も古い歴史を持つアロハウェアの老舗ブランドでもあります。
創業から60年以上たった今でも、メイドインハワイを徹底して守り続けており、ハワイリピーターはもちろん、フラ愛好家の間でも大人気です。
アロハシャツを探している場合、必ずチェックしたいブランドですね。
2-2 Reyn Spooner(レイン・スプーナー)
出典:http://www.delochunk.com/SHOP/DARS-RJ-20-2768.html
やや渋めの色合いと上品な仕立てが特徴な裏地アロハ。
この裏地アロハで有名な老舗ブランドが、1956年に創業したレイン・スプーナーです。
レイン・スプーナーは、カリフォルニアでメンズ・アパレル専門店を経営していたReyn McCullough氏がハワイに移住し、裁縫師のRuth Spooner氏と共にスタートした「スプーナーズ・ワイキキ・スタンド」がルーツ。
創業3年後の1959年にはアラモアナセンターに出店するなど、急速に発展していきました。
ハワイのビジネスマンにも人気な細身のスタイルも人気の秘訣です。
2-3 SUN SURF(サンサーフ)
出典:http://lua-shop.ocnk.net/product/4179
スカジャンでおなじみの、東洋エンタープライズが展開するアロハシャツブランド。
今はもう手に入らないヴィンテージアロハシャツを復刻生産しています。
生地はもちろん、ボタン、柄合わせ、カラーリング、縫製までも徹底的に再現しており、アロハシャツマニアにはたまらないアイテムを次々と世に送り出しています。
2-4 KAHALA(カハラ)
出典:http://lua-shop.ocnk.net/product/4179
1936年にスタートしたKAHALAは数あるアロハシャツブランドの中で、古い歴史を持つブランドの1つ
華やかなデザインと、細身のシルエットが特徴で、ヨーロッパでの人気がとても高いブランドです。
どちらかと言えば高級志向が強く、ビジネスシーンでよく名前があがるブランドでもあります。
またサーフィン業界への功績が非常に大きく、ハワイではサーフシーンの一角を担っているブランドとしても知られている実力派ブランドです。
2-5 TORI RICHARD(トリ・リチャード)
出典:http://www.kiruzou.com/SHOP/alu9401.html
1956年にホノルルで創業されたトリ・リチャード。
品質はもちろん、デザインセンスが光るブランドとして知られます。
シルクの様に滑らかなローンと呼ばれる綿生地を使用しており、ハワイはもちろんヨーロッパでも大人気。
ハワイでは大手百貨店などで扱われていることも多く、セレブな印象のブランドです。
2-6 AVANTI SILK(アヴァンティシルク)
出典:http://www.firsthand.co.jp/aloha/lady7.html
ヴィンテージアロハの魅力をたっぷりと再現したアロハシャツブランド。
名前の通り、シルクを用いて作られるアロハシャツは、着心地のよさ抜群!
シルクならではの肌触りと、発色の良さを楽しめます。
デザインにもこだわっており、洗練されたアロハシャツを探している方におすすめです!
2-7 DUKE KAHANAMOKU(デューク・カハナモク)
出典:http://www.dukekahanamoku.jp/products/list.php?category_id=23
ハワイの英雄であり伝説のウォーターマン、デューク・カハナモク。
競泳のゴールドメダリスト、そしてサーフィンというスポーツを確立した彼は、自身の名を冠したブランドを1930年代からスタートしました。
自ら広告塔となってハワイの文化を世界へと広めた当時のデューク・ブランドの貴重なヴィンテージアロハシャツをベースとして、その魅力を完全再現しています。
ワンランク上の格、一味違うアロハが欲しい方に特におすすめです。
まとめ
今回はハワイの象徴アロハシャツをご紹介してきました。
アロハシャツのブランドを探している方は是非参考にしてみてくださいね!