ハワイの免税店でお買い物!事前に絶対知りたい課税について

女子にとってハワイでのショッピングは、楽しみの一つですよね。

欲しかったブランドアイテムが安く手に入るとあって、ついつい買いすぎてしまうこともあります。

しかし、ハワイで安く手に入れたからと言って安心してはいけません!

そこには「課税」という落とし穴がありますので、その穴を回避するために知っておきたい事をまとめてみました。

また、今回ご紹介する免税情報は、ハワイのショッピングに活かせる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!

 

1 免税店で買い物したのに課税?

ハワイ 免税 課税

空港や街中にある免税店でお得にお買い物をしたのに、日本へ帰る際に税金を支払うことになってしまった・・・。

そんな経験はありませんか?

 

免税なのに課税というのは、ハワイ州の税金が免除になっていますが、関税(輸入税)はかかるという意味です!

なので、日本へ購入したものを持ち帰る際は、関税と呼ばれる”輸入税”が掛かっていることになるので、物によっては税金を支払う事になっています。

 

1-1【課税対象の条件】

ハワイ 免税 課税の対象

  • 小売価格の合計が20万円を超えた場合にかかる
  • 単価が1万円を超える品物が20万円以上ある場合(単価1万円以下は含めない)
  • 酒類=3本(1本760ml程度のもの)
  • たばこ(紙巻たばこ200本・葉巻たばこ50本・その他たばこ250g)
  • 香水(2オンス。オーデコロン・オードトワレは除く)
  • その他20万円(海外̻市価の価格)

 

注目すべき項目が、「その他の20万円について」です。

つまりその他に該当する商品が、1つ1万以上でかつ20万円するものについて課税が発生します!

例)30万円のカバンは課税対象

例)1つ9,800円のネクタイ30個は非課税対象

これでどの商品でいくらの買い物をすると課税対象になるか理解頂けましたでしょうか?

お買い物の際は、安いとついつい買いすぎてしまいがちですが、結果多く支払ってしまうことがないように気をつけて下さいね!

 

※税額は、購入品により変わりますが、価格の15%を請求されることがほとんどです。

 

税関についての詳しい情報はこちら 「全国の税関」をご確認ください!

 

1-2 課税の落とし穴

パトカー

課税対象という事を知っていて、日本の税関で申告しないというのは悪質とされます。

また、知らずとも申告を怠った場合は「関税ほ脱犯」に適応し、

 

【10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金又は併科】

このように関税法にて犯罪行為とみなされます。

2 賢くショッピングするために課税金額を知る

パスポート

では、課税も考えつつ賢く買い物するにはどうしたらよいか?を考えていきます。

現地で買うと本当に安くなるのか、を検討してきましょう!

 

2-1 実際にいくら加算されるの?

では実際に、ハワイで販売されている価格から、課税金額を足すとどうなるかを考えてみましょう!

2つを例に取って考えてみます。

 

例)アラモアナで購入した30万円のヴィトンのバック

(日本では32万円で販売されている商品だと仮定します)

ハワイ 免税 ヴィトンバック

① 30万円を課税価格にします。

30万円 × 0.6(海外市価⇒課税価格) = 18万円

② 課税価格に簡易税率をかけます。

18万円 × 15%(簡易税率) = 27,000円

③ 販売価格と課税額の合計を出します。

30万円 + 27,000円 = 327,000円

④ 総合計と日本の販売価格を見比べてみると

327,000円(ハワイ販売+課税価格): 320,000円(日本販売価格)

 

7,000円日本の方が安い!!という事がわかります。

 

例)DFSギャラリアで購入したブルガリの30万円の腕時計

(日本では32万円で販売されている商品だと仮定します)

ハワイ 免税 ブルガリ時計

出典:https://www.bulgari.com/ja-jp/watches

① 30万円を課税価格にします。

30万円 × 0.6 = 18万円

腕時計は簡易税率が発生しません。

腕時計は関税無税品です!

つまり日本の関税は発生しません。

※他にも、貴金属製の万年筆、貴石(裸石)、ゴルフクラブ、書画、彫刻、 パソコンなどが同類です。

③ 課税価格に対して消費税及び地方消費税(合計で8%)のみが課税されます。

18万円 × 8%(消費税及び地方消費税))= 14,400円

④ 販売価格と課税額の合計を出します。

30万円 + 14,400円 = 314,400円

⑤ 総合計と日本の販売価格を見比べてみると

314,400円(ハワイ販売+課税価格): 320,000円(日本販売価格)

 

5,600円ハワイの方が安い!!という事がわかります。

 

上記で説明してきた通り、ハワイで購入したブランド品については「課税」が発生します。

それを理解した上で、ハワイでのショッピングを楽しんでみましょう!

 

2-2 計算が面倒くさい

計算

上記のような計算法で、課税金額が叩き出せることが分かりましたよね。

でもこの計算って以外に面倒くさい・・・のが事実です。

そんな方におススメしたい自動計算サイトがこちら、海外旅行の関税・消費税計算ツール

 

3 ハワイ産の商品は物価が安い

パイナップル

ハワイ旅行でお得に買い物をしたいと思っている方は多くいますよね。

そもそもハワイの物価は安いの?と疑問に思うかと思います。

ハワイ産(アメリカ産)に関しては、日本で購入する際も安く手に入れる事ができます!

  • 南国フルーツなどの食品
  • オーガニックコスメ
  • アメリカ産のブランド

逆に、普段必要な日用品は高い傾向にあるそうです!

  • ティッシュペーパー
  • 文房具
  • 野菜や卵などの輸入食品(海で捕る事の出来る食品以外)
  • 家賃や光熱費

旅行で訪れるハワイは、全米一家賃相場が高いと言われるワイキキがあったりと、住む事に関しては、ハードルが高い地域となっています!

 

4 ブランド物をお得に購入するスポット

4-1 Tギャラリア ハワイ by DFS(T Galleria By DFS,Hawaii)

香港に本社を置くDFSグループ。

お客様に人気の高いブランドを厳選して展開しています!

ハワイには3店舗。

 

<DFS カフルイ空港店>

Tギャラリア ハワイ by DFS(T Galleria By DFS,Hawaii)

出典:https://www.dfs.com/jp/hawaii/stores/dfs-hawaii-kahului-airport

 

住所1 Kahului Airport Road Terminal Box 14, Kahului, HI 96732
営業時間24時間(フライトスケジュールにより変動あり)
休業日なし

 

 

<DFS ダニエル・K・イノウエ国際空港店>

Tギャラリア ハワイ by DFS(T Galleria By DFS,Hawaii)

出典:https://www.dfs.com/jp/hawaii/stores/dfs-hawaii-daniel-k-inouye-international-airport

 

住所300 Rodgers Blvd, Honolulu, HI 96819
営業時間24時間(フライトスケジュールにより変動あり)
休業日なし

 

 

<T ギャラリア ハワイ by DFS>

Tギャラリア ハワイ by DFS(T Galleria By DFS,Hawaii)

出典:https://www.oliolihawaii.com/entry/130609/

 

住所330 Royal Hawaiian Ave, Honolulu, HI 96815
営業時間9:30~23:00
休業日なし

 

 

4-2 ワイケレプレミアムアウトレット

ワイケレプレミアムアウトレット

出典:https://child-tabi.com/waikele-premium-outlets/

ワイケレプレミアムアウトレットは、ハワイ最大級のアウトレットモールです。

50店舗以上のブランド専門店が並んでおり、常に25%~65%オフで買い物をすることが出来ます!

 

住所4-790 Lumiaina St, Waipahu, HI 96797
営業時間

【月~土】9:00~21:00

【日】10:00~18:00

休業日なし

 

ワイケレプレミアムアウトレットの攻略法はこちらから「【オアフ島】ハワイのワイケレアウトレットを楽しむ方法

 

 

まとめ

ここまでご案内させて頂いた「課税」について、ご理解頂けましたでしょうか?

ハワイで購入する金額に目を輝かせて、大人買いするのもショッピングの魅力の一つだと思います!

ただし、「課税金額」の予想や関税の制度がある事を知っておくのは、全く状況も気持ちも変わりますよね。

120%ハワイを楽しめるように、是非参考にしてみて下さい!