
【人生でしたいことを見つける本】立ち読みしなさい!
「これまでの人生の中で、夢を叶える方法を教えてもらったことはありましたか?」
夢を叶える方法。「立ち読みしなさい!」(苫米地 英人著)によると、それは自分が本当にやりたいことや人生のゴールを見つけることから始まります。
「あなたには人生でやりたいことや人生のゴールがありますか?」
答えが浮かんでこない人は、子供の頃を思い出してみましょう。
学校の卒業アルバムや文集で、将来の「なりたい」を書いたことのある人は多いのではないでしょうか。
プロスポーツ選手になって世界で活躍したい。
弁護士になって弱い立場の人々を助けたい
学校の先生になって子供達に教えたい。
ウルトラマンになって悪い奴をやっつけたい。
ウルトラマンになった方はいないと思いますが、子供の頃の「なりたい」になれた人もなれなかった人も、「何になりたかったのか」に加えて「何でそれになりたかったのか」について少し考えて見ましょう。
それが好きなものである場合は、「何が好きか」ではなく「何でそれが好きか」について考えて見ましょう。
私はディズニーが好きで、ディズニーランドとディズニーシーに行った回数は合わせて100回を超えるでしょうか?
ある時ふと考えました。
「私は何でディズニーリゾートが好きなんだろう?」
非日常感を味わえるから?それとも楽しいアトラクションに乗ったり、ショーを見たりできるから?そもそも純粋にディズニーが好きだから?
非日常感を味わったり楽しく過ごしたりするのが目的であれば、他の場所でも良さそうです。むしろ海外のリゾート地に行った方が、日本社会という日常から物理的にも完全に解放されますし、人混みの中何時間も待つ必要なくゆっくり過ごせます。
じゃあ何でディズニーリゾートに行くのか?
それは、私にとってディズニーリゾートは「夢を持つことの大切さや夢を叶えることの素晴らしさを教えてくれる場所だから」ということに気づきました。
就職先を考える時に、「表面的な好き」だけを軸に仕事を決めてしまう人が多いのではないでしょうか?
ただ、そこで思うようなキャリアが描けないと、「好きは趣味で留めておいた方がいい。現実世界を知ってしまうと好きが好きではなくなってしまう」と言って諦めてしまう人も少なくはないと思います。
「何が好きか」しか見えていない人は、自分の好きな商品やサービスを提供している会社に入ることがゴールになってしまいます。
一方で「何で好きなのか」が見えていれば、それを叶えるための選択肢が他にも沢山見つかりそうです。
○○企業で働く、○○ビジネスで起業するというのはあくまで手段であって、その裏に叶えたい夢や人生でやりたいことがあるべきだと思います。
人は大小含めて1日で6万回の選択をしているそうです。6万回ですよ!?凄く多いですよね!?
ただ、それを意識している人はいませんよね?何故か?脳は自分にとって重要だと思う情報を受信して、それ以外の情報をフィルターにかけ遮断してくれています。
ということは、叶えたい夢を持つことによって脳が取捨選択する情報の基準が変わり、自分が必要とする情報が飛び込んでくるようになります。
インターネットが普及して便利な世の中になった一方で、氾濫する情報の中から何を信用していいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
こういう時代だからこそ、情報に流されて生きるのではなく、自分の叶えたい夢ややりたいことに向けて情報を取捨選択することがますます大事になってきます。
心から叶えたいと思う夢が見つかれば触れるべき情報が変わり、付き合う人間関係も変わってくると思います。
“Today is the first day of the rest of your life.”
あなたの残りの人生の中で今日が最初の日です。
The rest of your lifeに昨日までの自分は登場しません。
過去のトラウマや失敗に囚われるのではなく、残りの人生をどう楽しく幸せに生きるかとという思考にスイッチしましょう。
これまで夢を持って生きてきたけど諦めてしまった人、そもそも夢を持つことすら考えることなく過ごしてきた人、「立ち読みしなさい!」を読んで、残りの人生の最初に日に夢を叶えるための最初の一歩を踏み出しましょう!
(※「立ち読みしなさい!」は本屋での立ち読みのスキルを教えてくれる本ではありません。)