【人生でしたいことを見つける本】福沢諭吉の学問のすすめ(2page)

 

「個人感情」<「ルール」

諭吉先生はルールを守ることの大切さも説かれています。やりたいことをやろうと言うと、必ずと言っていいほど「じゃあ、ルールを破っても良いんですか?」という声が聞かれますが、諭吉先生の教えによればルールや法律を破ってまで個人感情を優先してしまうことは間違いの様ですね。

この辺りの章は組織論や政治の話しになってきますが、読んでいてとても参考になる面白い内容が書かれています。

 

当事者意識を持つ

人は誰でも組織や社会の一員といて役割を持っています。国家単位であれば国民ですし、会社単位であれば社員といった役割があると思います。

諭吉先生が説いているのは一人ひとりが当事者意識を持つことの大事さ。経営者や政治家の行いには、社員や国民にも責任の一端があると仰っています。(何だか夢の話しから離れてしまっていますね。。。)

 

他人の人生を生きない

人は他人の権利を妨害しなければ、自由に自分の行きたいように生きていい

これが人の生き方に対する諭吉先生の考え方です。

「自分の生きたいように生きることは悪いことじゃないか?」と心配している人も多いかも知れませんが、諭吉先生が言っているので大丈夫でしょう!

先生曰く、人は「体」「知恵」「欲」「誠意」「意思」でできているとのことで、特に欲を持つことは大切で、欲がなければ人は働かず、働かなければ楽しみや幸せは得られないと言っています。

なるほど、楽しみや幸せを得るためには働くことが必要で、働くためには欲が必要なんですね。

 

「衣食住に困らない」を目標に働かない

楽しみや幸せを得る手段が働くことであれば、どうやって働けばいいのか?

諭吉先生は、衣食住に困らないことを目標に働いてはいけないと言っています。よく「食べていくために働いている」という言葉をよく聞きますが、諭吉先生の考えに照らすと正しくない考え方と言えそうですね。

じゃあ何のために働けばいいのかというと、社会のために働くことが大事だと言っています。人の本性は集団や横並びを好み、1人で孤立することを喜ばないそうです。なので個人的な満足やその家族の範囲ではこの欲求を満たすことができず、逆に交流が広ければ広いほど幸福感が増すようです。

それをいつ始めればいいかというと、諭吉先生は「今、始める」と言っています。笑

 

目先だけを見ない

前章までで働く目的について考えてきましたが、「自分や家族が生活できるレベル」を目指して働くことに満足するのではなく、「生まれ持った使命を叶える」というレベルに向かって学問し、社会の一員として世の中に役立つ働き方をすべきだと言っています。

「生まれ持った使命」を見つけるために学問し、更にその使命を叶えるために学問することが大事ですね。

 

チームに親子のような上下関係を持ち込まない

諭吉先生は「無意味な上下関係はいらない」と仰っています。この上下関係という考え方は、力を使って弱いものを支配するという発想から出たもので、その悪影響は多方面に及んでいるとの考えです。

この点については様々な意見があると思いますが、昨今の世の中がよりフラットな横の繋がりにシフトしている現状を見ると、諭吉先生の考え方は先を見据えた先進的なもので、今の時代に生きる私たちも先生の教えに学ぶべきだと思ってしまいました。

 

「学び」と「行動」のサイクルを止めない

学問の大切さについて触れてきましたが、ただ単に学んでいるだけではダメで、学んだら実際の行動に移すことが大切です。

学んだことを他人に伝えたりすることでインプットとアウトプットを意識することが大切で、得た情報や知見を他人と議論したり、演説や文献等で世の中に発信して初めて学問と言えるそうです。

インターネットが発達し、SNS等を通じて自分のインプットをアウトプットに変える場に恵まれているので、まずはそこから行動に移すのが良いかも知れませんね!

 

学問して、人生でやりたいことや夢を一緒に見つけましょう!

いかがでしたか?今回の投稿では福沢諭吉先生の「現代語訳 学問のすすめ」のエッセンスを紹介させて頂きましたが、人生でやりたいことや夢を見つけるというテーマで読んでも学びの深い本だと思います。

自分の生きる目的や働く意義を見つけようとする中で、自分の頭の中でしか考えていない人が多いと思います。ふと客観的に考えて見ると、自分の思考ってとても偏っていて、自分では気づかない程見ている世の中が狭かったりします。

そんな自分の視野や思考を広めてくれる手段が学習することだと思いますし、知れば知るほど興味・関心の湧くものや、実際に挑戦してみたいと思えることがきっと見つかると思います。