
【最高の人生の見つけ方】死ぬまでにしたいことを考える映画
突然ですが、
「アナタは自分が死んでしまう日を知りたいですか??」
どうでしょうか??おそらくほとんどの方が知りたくはないのではないでしょうか??今回紹介させて頂くのは、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという2大ハイウッドスターが出演する「最高の人生の見つけ方」という映画です。
簡単にストーリーをご紹介すると、余命6ヶ月を宣告された二人の男。残された人生を大いに楽しむために、死ぬ前にやり残したことをリストにし、ひとつひとつ実現するさせるために2人で冒険に出る。
なぜ私がこの映画を紹介したかったか。それは、
「Bucket List(死ぬまでにしたいこと)を作るキッカケとなる素晴らしい映画」
だからです!では、どのような内容なのかをまず見ていき、その後に映画の感想や印象に残ったことをお話ししていきたいと思います。ネタバレを含む内容になっていますので、注意してください!!
1 真反対との言える二人の関係
モーガンフリーマン演じる「カーター」は、45年間車の修理士としてコツコツと働いてきた真面目男性。歴史学の教授になりたかった程の人物なので幅広いうんちくを誇り、クイズ番組が大好きです。大学時代に子供を授かったことで退学。当時は若い黒人で妊娠をしている妻もいる中では仕事も選べず、仕方なく今の仕事に就いている。病院に入退院を繰り返していたが、休まず働いていたことから、もっと休んで欲しいと妻や子供からも心配していたところ、がんという検査結果が出てしまい病院に入院をすることに。
一方ジャックニコルソン演じる「エドワード」は、1代で1000億円の資産を作った大富豪で人を寄せ付けない雰囲気を持った男性。裁判中に咳き込み吐血したことで入院をする。そこで同室になったのがカーター。検査の結果、ガンが体に回り5%の生存率であることが分かり、更に検査を進めると余命6か月の命だということを知らされるも誰も見舞いに来ない、少し寂しい男性でもある。豪快な人物のため、病院にお気に入りの料理をケータリングして食べたりするが、結局全て吐いてしまうなど、頭で考えるよりも体が先に動くタイプのような人物である。
ここでふと疑問が出てきますね。
「こんな大富豪がなぜ個室ではないのか??」
エドワード自身は何が何でも個室に移動したいと思っています。しかし、彼自身が病院などを経営する際に日頃から言っている「病院はリゾートホテルではないということ、1室2床で例外は認めない」。自身で宣言してしまっており裁判も起こっている中で、勝手な行動は取れませんよね。
2 交流を深めていく二人
最初は敬遠し合っていた二人だが、「がんで余命わずか」という共通項があり、お互いが寝ているときに苦しんでいるの姿を見たりしたことで、会話をすようになり、カードをしたりして交流を深めていきます。そんな中、カーターがバケットリスト(死ぬまでにしたいこと)を書き始めます。それにエドワードが反応していきます。
3 遂にバケットリストが
カーターがメモを捨てたものをエドワードが拾ったことがきっかけで、遂にバケットリストが登場します。カーターがこのリストを作ろうと思ったきっかけは大学時代に遡ります。大学1年の時に哲学の授業で教授が将来を考える課題を出したそうです。その中で作っていたそう。もう高齢で余命わずかな中、カーターは控えめな内容を作っていましたが、やりたいことを全部書き出しそうとエドワードに訂正され、以下のような内容になりました。
- スカイダイビングをする
- マスタングを運転する
- ライオン狩りをする
- タトゥーを入れる
- 万里の長城をバイクで走る
- ピラミッドを見る
- 香港に行く
- 泣くほど笑う
- 世界一の美女にキスをする
- 見ず知らずの人に親切にする
- エベレスト登頂
- 壮厳な景色を見る
一つ一つがどんな内容になっていくのかは、映画を見てみてください♬
4 世界中を旅する
先ほどのバケットリストを全てやり遂げるため、二人は世界中の旅に出かけます。カーターは妻に死への現実逃避だと大反対されるが、それを押し切り、エドワードのプライベートジェットなどを利用して世界中へ飛び立ちます。
旅行中にエドワードにエミリーという娘がいることが分かります。娘の結婚に反対したこと、娘の夫がDVであったため無理やり離したこと、そういった経緯から娘には会えていないことを吐露します。そこでカーターは娘との再会をリストに加えますが、それは不要だとエドワードは消します。
世界中を旅してアメリカに帰ってきた時に、エドワードの娘の家にサプライズで連れて行くのですが、そのことにエドワードが激怒し、最悪の旅の終わりとなります。
5 余命を全うする
旅を終えた二人は別々の道を歩み出し、日常生活に戻ります。お互いがモヤモヤとした気持ちを抱えていたが、特に行動もせず時間は流れていきます。エドワードが会社で会議をしていた時に電話がかかります。そこでカーターが倒れたという情報を聞き、病院に駆けつけます。脳にガンが転移したそう。そんな中でもバケットリストに繋がる行動をカーターは取り、
「まだ完遂していない」
とバケットリストと手紙をエドワードに預けるのです。そしてカーターは帰らぬ人に。エドワードも後を追いますが、死に至るまでにバケットリストを全てやり遂げ、感動的なエンディングを迎えます。
6 映画を通じて学んだこと
この映画を通じて、僕は色々なことを学びました。作中でも出てきますが、
人生に喜びを見つけたか?
他者に喜びを与えたか?
喜びは自分だけでもなく、他者だけでもなく、相互に必要不可欠だということ。こういったことが、人生を歩む中で非常に重要だということ。そして、
時間を無駄にしてはいけない
カーターが旅に出ることを躊躇っている時にエドワードはこう言います。
「まだ数ヶ月あるんだろ、約45年も無駄にしたんだろう」
映画はとても美談のように映りますし、挑戦はいくつになっても素晴らしいものだと感じます。でも、この行動を少しでも早くしていたら人生はどうでしょうか?僕はもっと楽しくなるのではないかと感じました。だから、
口よりまず体を動かせよ、いつでもチャンスはある
とにかく屁理屈や再現性、できない理由なんかを考える暇があれば「動いて」みること!これが非常に重要なんですね。それは1人で頑張る必要もありません。時間も年も関係ありません。
Never too late(遅すぎることはなにもない)
まとめ
最高の人生の見つけ方、いかがでしたでしょうか??改めて色々な気付きを与えてもらえる、本当に素敵な映画でした。彼らは出会った機会を好機と捉え、残りの人生を最大限楽しむ旅に出ますが、この映画に出会えたことを好機と捉え、今日から素敵な人生を歩めるように、僕たちもバケットリストを作るところから始めませんか??参考にならないかもしれませんが、私もリストを作ってみました!【私の死ぬまでにしたい100のこと】ご覧下さい♬