ニューカレドニア 物価 情報

ニューカレドニアの物価を大調査!知っておきたい9つのポイント

近年新婚旅行や美しい海を求めて観光に訪れる人が増えている「ニューカレドニア」。

そんなニューカレドニアですが、名前に聞き覚えがない人も、「天国にいちばん近い島」といわれたらピンとくる方も多いのではないでしょうか?

 

ニューカレドニアにあるウベア島は、森村桂の旅行記で紹介され、後に同名映画の舞台になったことで、日本で一躍有名になりました。

南太平洋に浮かぶ数十の島々からなるフランスの海外領土であるこの島は、ヤシの木が並ぶビーチや、豊かな海洋生物が生息する世界最大規模の広さを誇るラグーンで知られています。

 

しかし、そんな魅力溢れるニューカレドニアですが、海外旅行に行く際に気になるのは、やはり現地の物価ですよね。

では、フランスの海外領土であるニューカレドニアの物価は一体どれくらいなのでしょうか?

 

今回の記事では、そんなニューカレドニアの物価を徹底解説したいと思います!

初めて行く方も、そうでない方も、是非旅行の参考にしてみてください。

 

1 ニューカレドニアの物価を徹底調査!

ニューカレドニア 物価 事情

透き通るコバルトブルーの海や緑豊かな自然が魅力のニューカレドニアは、年間を通して数多くの方が訪れる魅惑の島です。

ですが、ニューカレドニアへの旅行を計画している方や、絶対に一度は行ってみたいと思っている方は、現地の物価についてどのくらいご存知ですか?

ニューカレドニアに限らず、海外旅行に行く際は、現地で一体いくらくらい必要になるのか事前に調べておくと、安心して過ごす事ができます。

そこで、この章ではニューカレドニアの物価を、「食費・食品・交通費・オプショナルツアー・宿泊費・お土産」に分けて詳しく解説していきたいと思います!

1-1 ニューカレドニアの物価は高い!?

ニューカレドニアは小さな島国であることから、フランスや近隣諸国等からの輸入品への依存が高いため、物価は日本に比べると高いのが事実です。

物価が高いとされている物の中でも、特に人間が生活するのに最も大切といえる食品が一番高く、ニューカレドニアの高級レストランなどで外食をくり返していると、食費だけで大変な金額になってしまいます。

その他、物価が高いニューカレドニアでの旅行は、何を一番楽しみたいのか明確にし、それ以外の部分で少し節約することが大切になってきます!

以下では、ニューカレドニアの物価を具体的に紹介します。

1-2 【ニューカレドニアの物価】現地の食事について

海に囲まれたニューカレドニアでは魚介類が特に豊富!

マグロやエビは日本にも輸出しているほどで、観光客向けのレストランやホテルではシーフードを使った料理が定番です。

新鮮な魚を使った絶品シーフード料理は、ニューカレドニア旅行の際は、是非味わいたい逸品!

もちろんシーフード料理以外にも、フランス領であることから本格的なフレンチを味わうこともでき、その他には、イタリアンや中華料理、和食にハワイアン料理など、世界各国の味を楽しむことができます。

また、美食の国「フランス」ということもあり、出される料理のクオリティもなかなかのもので、リピーターの方も大勢います。

しかし、レストランの価格は、日本よりも高めの設定となっております。

 

■ブレックファースト・ランチ:1,800CFP(日本円で約2,000円)程度〜

■ディナー:3,500CFP(約4,000円)程度〜7,000CFP(約8,000円)以上


日本でランチをする際は、大凡¥1,000-あれば十分ですが、ニューカレドニアでは日本円で約¥2,500-ほどです。

また、ディナーになると、安いもので約¥4,000-。

せっかくの海外旅行ということで、グレードの高いレストランでディナーを楽しむとなると¥10,000-以上は掛かってきます。

その為、食事ももちろん楽しみたいけど、やっぱりビーチでのマリンスポーツを満喫したいという方は、食費をできるだけ抑えるのがベストです!

1-3 【ニューカレドニアの物価】現地の食品について

ニューカレドニア 物価 食品

ニューカレドニアのスーパーマーケットで売られている食品も、やはり日本と比べると高いと感じますが、それでも外食を続けるよりは食費を安く抑えることができます。

島国なので輸入品が多いですが、ニューカレドニアで採れた魚貝類やパン・ミネラルウォーターなどはそれほど高くありません。

それに加え、パンはフランス領ということもあり美味しいと評判です!

また、ニューカレドニアの観光客向けのリゾートホテルには、キッチンや冷蔵庫などがついていることも多いので、ヌメア周辺に泊まる方は、スーパーで食材を買って自炊するのがオススメです!

スーパーには、日本では見慣れない商品がたくさんあり、ヌメア市街地には朝市(マルシェ)も開かれているので自炊も楽しみの一つになることな違いなしです。

その為、食費が高くならないように自炊したいという方は、キッチンが付いているホテルを選ぶといいでしょう。

1-4 【ニューカレドニアの物価】現地の交通費について

ニューカレドニアでの主な交通手段としてはバスやタクシーがあります。

【バスを利用する場合】

■一律大人:210CFP(約225円)

■一律小人(3~10歳):100CFP(約107円)


ニューカレドニアの中心部ヌメアを走っているバスの本数は、平日は15分から30分に1本、土日祝日は30分から40分に1本の感覚なので、時間に余裕を持って行動すれば、移動手段をしてはバスが一番安いと言えるでしょう。

バスを利用する場合ですと、料金は距離に関係なく一律です。

【タクシーを利用する場合】

ニューカレドニア 物価 タクシー

■呼び出し料:170CFP(約182円)

■金額:メーター式


呼び出し料金が別途請求され、夜間、休日は割増料金がかかってきます。

タクシーは、日本のように歩いていれば見つかるということがなく、呼び出し制となり、それ以外は、ヌメアのココティエ広場にあるタクシー乗り場まで行って乗車をする方法があります。

1-5 【ニューカレドニアの物価】観光の醍醐味!オプショナルツアーについて

 

■水上バイクレンタル(2人乗り)・・・14,000CFP前後(約15,000円)

■スタンドアップ・パドル・サーフィン・・・3,500CFP前後(約3,500円)

■シュノーケリングセット・・・1,000CFP前後(約1,100円)

■スキューバダイビング(1ダイブ)・・・10,000CFP前後(約11,000円)

■マリンジェットツーリング・・・19,000CFP前後(約20,000円)

 


ニューカレドニア でやはり外せないのは、美しい海でのマリンアクティビティですよね!

海に囲まれた島国ということもあり、ニューカレドニアでは日本では見ることができないような素晴らしい絶景の中、マリンスポーツを楽しむことができます。

しかし、マリンアクティビティの料金も決して安いわけではありません。

一つのアクティビティにつき、最低でも100000CFP(約13,000円)はかかると考えておいた方がいいでしょう。

ですが、この美しさであればこの料金も納得と言った感じなので、これは「プライスレス」と言えるかもしれません。

また、水上バイクは、日本ですとライセンスが必要ですが、ニューカレドニアの場合、簡単なレクチャーで気軽に乗れるというメリットもあります。

その為、多少値段が高いと言っても、マリンアクティビティは思う存分満喫することをお勧めします!

1-6 【ニューカレドニアの物価】現地での宿泊費について

以下は、ニューカレドニアにあるホテルの料金相場です。

 

■ラマダ・プラザ・ヌメア:約¥17,216〜

■メリディアン・イル・デ・パン:約¥27,884〜

■メリディアン・ヌメア:約¥22,476〜

■パークロイヤル・エスカパード・アイランドリゾート(水上コテージ):約¥21,005〜

※時期・グレードなどにより料金変動有り

 

ホテル宿泊費は、そのホテルのグレードにより様々なので、一概には言えませんが、一泊二名だとして10,000~25,000CFP前後(約11,000円〜約27,000円)のところが多いようです。

日本でもアメニティが充実したホテルですと、一泊10,000円ほどするので、ホテル代に関してはそこまでニューカレドニアの物価高を感じることはありません。

ニューカレドニアで観光客向けのリゾートホテルですと、プールがあったり、スパが併設していたりと充実した施設が魅力のホテルやオーシャンビューのリゾートホテル、キッチン付き、冷蔵庫付きのホテルなども多いので、新婚旅行にも最適です!

また、水上コテージでのんびりと南国気分を満喫するのもいいかもしてませんね。

しかし、離島のホテル以外、ニューカレドニアのホテルは朝食がつかないことがほとんどなので、そこも計算に入れてどのホテルに泊まるか考えた方がいいでしょう。

1-7 【ニューカレドニアの物価】お土産について

ニューカレドニア 物価 お土産

フランス領であることや人気リゾート地ということもあり、お洒落な雑貨や美味しい食べ物が売っているニューカレドニアでは、お土産選びも楽しみの一つです!

ハワイやグアム・セブ島などの定番リゾート地と比べると、お土産を買う場所が少なく感じるかもしれませんが、空港やスーパーマーケットなどにお土産としてピッタリな雑貨やお菓子が売っています。

ニューカレドニアの名産品であるバニラエッセンスやニアウリ石鹸、手作り塩の他、コーヒーや海外旅行のお土産の定番であるチョコレートなどがあります。
また、フランス産のワインも豊富なので、お酒好きにはたまらないでしょう。

職場や学校へのお土産としては、ばらまき用に最適な個包装のお菓子がおすすめです。

特産品であるニアウリやタマヌ製品は、日本やWEBショップで買うよりも少し安く購入することができますよ!

2 ニューカレドニア旅行で必要なお金は?

ニューカレドニア 物価  お金

ニューカレドニアの物価について、何となくわかってきたのではないでしょうか?

ここでは、日本よりも物価が高いニューカレドニアでの必要なお金について触れていきます!

2-1 現金について

ニューカレドニアはフランス領ですが、通貨は独自の通貨のCFPフラン(パシフィック・フラン)で、硬貨は1・2・5・10・20・50・100 フラン、紙幣は、500・1000・5000・10 000 フランになります。

日本では街中の両替所でも一部の店舗で扱っているようですが、対応している店舗が少ないのが現状。

その為、日本の空港や現地の空港にある両替所で両替するのが確実です。

しかし、ニューカレドニアのレストランやスーパーマーケット、観光客向けのショップでは、基本的にはクレジットカードが使えるので、そこまで多くの現金を持ち歩く必要はないでしょう。

2-2 クレジットカードについて

ニューカレドニアでは、レストランやスーパーマーケット、お土産屋さんやショップなど、大体の場所でクレジットカードが使えます。

現地通貨を多く持っていても、余ったときに再両替する場合、再度手数料が取られてしまいます。

その為、現金は最低金額として、10,000円〜20,000円ほど用意しておけば十分です。

しかし、ニューカレドニアではJCBカードが使える場所が少ないので注意をしてください。

また、クレジットカードを利用する場合、手書きのサインではなく暗証番号を打ち込むことが多いので、出発前にクレジットカードの暗証番号を再確認しておくのがいいでしょう。

まとめ

今回の記事では、フランスの海外領土であるニューカレドニアの物価を徹底解説しました!

日本人に人気の観光地であるセブ島やグアムに比べて、物価が高いニューカレドニアですがフランスの海外領土であることから、美しい街並みや、世界自然遺産に登録された、島と海との間にある珊瑚に囲まれた穏やかな海「ラグーン」は、言葉を失うほどに美々しく、実際に足を運んで見る価値のあるものと言えるでしょう。

しかし物価が高いとはいえ、工夫しながら過ごすことで、オプショナルツアーやお土産にお金を充てる事ができますよ!

また、日本よりも安く手に入れる事ができるものや、日本では手に入らないものもあるので要チェクです。

この記事を参考に、お金を上手に使って、思う存分ニューカレドニア旅行をエンジョイしてください!!