
ニューカレドニアの治安情報!2018年最新の基本情報をチェック!
ニューカレドニアは、オーストラリアの東方の浮かぶフランス領の小さな島。
空気の澄んだ空とゆっくりと透明に漂っている心地よい風の匂い、幾重にも色を重ねたブルーのグラデーションの海は、まるで夢のように美しく、この地に足を運んだ方のほとんどを虜にしてしまう魅力的な観光地です。
また、世界自然遺産にも登録されているラグーンは、プライスレスの美しさを誇り、雄大な海の世界を求めて、世界各国から多くのダイバーが訪れます。
そんな魅力溢れるニューカレドニアですが、海外旅行の際に気になるのは、現地の治安ではないでしょうか?
ワクワクした気持ちで訪れたものの、現地の治安が悪くトラブルに巻き込まれてしまったという悲しい事態に陥らないよう、事前に旅行先の治安については調べておきたいところですよね。
そこで今回は、旅行を100%楽しむ為にも、ニューカレドニアの治安情報について紹介します!
目次
1 ニューカレドニアの治安情報について
出典:https://www.tohotravel.com/tours/view/45
ニューカレドニアに限らず海外旅行の際に気になるのは、現地の「治安」の良し悪しですよね。
緑豊かな山々の気配と美々しい海の気配が街中を包み込む魅力的な観光地、ニューカレドニア。
では、そんなニューカレドニアの治安は良いのでしょうか?
この章では、旅先で嫌な思い出を作らないためにも、事前に知っておきたいニューカレドニアの治安の良し悪しについて触れていこうと思います!
これからニューカレドニア旅行を予定している方は、是非参考にしてみてください。
1-1 ニューカレドニアの治安は良い?悪い?
ニューカレドニアは観光ガイドブックにも書いている通り、基本的にはニューカレドニア全土において治安がいいと言えます。
外務省の海外安全ホームページでも確認したところ、危険情報や感染症危険情報は出ておりません。(2018.6.22現在)
その為、女性のみでの観光やお子様がいるご家族での観光にも適していますよ。
人気観光地であっても地域によっては治安が悪く、夜は出歩かないほうがいい所もありますが、ニューカレドニア旅行の際はそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
しかし、危険情報が出ていないからといって安心しすぎず、夜は1人で出歩かないなど最低限の対策をすることが大切です。
また、外務省の海外安全ホームページでの情報も随時更新されているので、旅行前に確認することをお勧めします!
1-2 安心して旅行を楽しむために知っておきたい現地の情報
ここでは、ニューカレドニア旅行を思う存分満喫したいという方に向け、事前に知っておきたい現地の情報として「犯罪発生情報・対策・滞在時の注意事項」について紹介します!
1-2-1 犯罪発生情報
ニューカレドニアは南太平洋に位置するフランスの海外領土で、基本的には治安が良いとされているので、安心して観光を楽しむことができます!
自然豊かでのんびりとした空気感からか、犯罪発生率も低いことが挙げられます。
しかし治安が良いとはいえ、油断は大敵です。
スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪がゼロということはないので、観光の際は注意してくださいね。
また、週末の深夜や、人が集まるディスコやバーでは、お酒が入っていることもあり喧嘩騒ぎが起こることがあります。
その為、巻き込まれないように注意して楽しんでください。
1-2-2 対策
事件に巻き込まれないように、ニューカレドニアへ行く際に注意したいのは、スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪です。
ニューカレドニアに限らず、治安状態が比較的良好とされている場所でも、このような事件に観光客が巻き込まれることはゼロではありません。
その為、現金やクレジットカードを必要以上に持ち歩かないことが大切です。
また、ホテルの部屋であっても、パスポートや現金・高価なパソコンやカメラ等は目に見える場所に置きっ放しにするのを避け、セーフティーボックスを必ず利用するようにしてください。
財布を二つに分けるなどの工夫をしたり、夜間は女性1人での外出はできるだけ避けましょう。
1-2-3 滞在についての注意事項
【交通事故に注意!】
ニューカレドニアでは、近年の交通量の増加に伴い交通事故が増加傾向にあります。
その為、観光で訪れた方は、道路を歩く際に交通事故に巻き込まれないよう注意する必要があります。
ニューカレドニアは日本とは違い、左ハンドル・右側通行になります。
街中を散策する際には、十分車に気をつけてくださいね!
【写真撮影について】
ニューカレドニアには、旅行制限地域はないものの、撮影禁止になっている酋長の家などがあるので、注意が必要です。
また、写真撮影に関しても原則として特別な規制はないですが、住民の家を撮影したり他人を撮影する際は、相手に了承を得る方が親切ですよ。
【旅券について】
滞在中に旅券を紛失してしまったり、盗難に遭ってしまわぬよう注意してください。
旅券を紛失したり盗難に遭ったりしてしまった場合は、観光を中止して、警察署で紛失・盗難届受理証明書を取得することや空港で出国手続き行う必要があります。
また、第三国への出国が認められていないので、日本へ直行便を利用し帰国することになります。
【通過などの持ち込みについて】
ニューカレドニア旅行を考えいている方は、特に注意が必要なものの一つに、現地への持ち込み物が挙げられます。
ニューカレドニアへの通貨の持ち込みは、基本的には金額の制限はないですが、フランス領に属していることから、約1万ユーロ以上に相当する外貨を所持する場合には、税関への申告が必要になります。
使用通貨は、CFP(パシフィックフラン)となっています。
現地でたくさんお土産を購入しようと思い、日本で余裕を持って両替しておくと、申告手続きで時間を取られてしまうことがあるので注意してください!
また、偽造物,武器などの持ち込みは当然ですが禁止されており、伝染病を予防し、その侵入を防ぐ観点から動物,肉類,植物の輸入も禁止されいます。
日本の果物を持参して没収されてしまったというケースもあるので、不安な方は事前によく調べておくことをお勧めします!
2 ニューカレドニア旅行で気をつけておきたいポイント
ニューカレドニア旅行で定番のシュノーケリングやスキューバダイビング などのマリンスポーツは、観光を楽しむためにも外せないオプショナルツアーです。
また、ショッピングや食事を主な目的として訪れる方も多いと思います。
しかし、素敵な思い出を作るためにも、やはり貴重品の管理や夜間の外出には気をつけてください。
そこで、ここでは旅行で気をつけたいポイントなどについて紹介していこうと思います。
2-1 貴重品について
治安がいいとされているニューカレドニア。
外務省の情報を確認しても、観光客を狙った事件などの注意事項は見当たりませんが、スリや置き引きなどが無いとは決して言い切れません。
また、デジタルカメラや一眼レフカメラ・パソコン・スマートフォン等の電子機器は高級品とされているので、これらを持ち運ぶ際は無くさないよう自己管理が大切です。
観光客向けのホテルに宿泊していても、荷物の管理を疎かにして良いというわけではありません。
特に外出する際は、現金・パスポート・電子機器の管理には気をつけ、セーフティーボックスを利用するよう意識してください!
2-2 夜間の外出に関して
上記でも何度も触れていますが、ニューカレドニアの治安はとても良く、現地の人も大らかな雰囲気の方が多いです。
しかし海外旅行の際は、嫌な思いをしないためにも、基本的に深夜の外出はなるべく控えた方がいいでしょう。
バーにはたくさんの人が集まり、陽気な雰囲気のことが多いですが、お酒が入っていることから軽い言い合いになってしまってり、喧嘩になってしまうといったケースもあります。
楽しい夜を過ごすためにも、夜間は2人以上で外出し、そのような騒動に巻き込まれないように注意してください。
2-3 ニューカレドニアの人々の雰囲気
ニューカレドニアに住む人々は、明るく陽気な方が多い印象を抱きます。
空気の澄んだ空と心地よい風の匂い、幾重にも色を重ねたブルーのグラデーションの海や緑豊かな自然に囲まれた環境で過ごしていることもあり、そのような空気感の方が目立ちます。
また、醸し出す雰囲気に余裕を感じられるのが印象的で、気さくに話しかけてくれる方や、微笑み返してくれる方もいるので、心穏やかに観光を満喫することができるでしょう!
ここまではもちろん、ニューカレドニア旅行を楽しむためにも最低限の注意は必要ですが、ニューカレドニアでは治安に関してそこまで不安にならなくても良いように思います。
3 ニューカレドニアでは治安よりも〇〇に注意しよう!
海外旅行の際に気になる治安ですが、治安が比較的良いとされているニューカレドニアでは、治安よりも気をつけたいことがあります!
ここでは、治安よりも気をつけたい「蚊・珊瑚礁・危険生物」について触れていきます。
3-1 蚊に注意しよう!
治安が良いニューカレドニアでは、治安よりも蚊に注意したほうがいいかもしれません。
ニューカレドニアには、日中活動していることが多いシマカという蚊がおり、蚊を媒体とする病気も発生しています。
また、シマカという蚊は気温が高く雨量も多い2月~5月に発生し、発熱や発疹、デング熱の発症例なども見られ、デング熱の場合は初期段階で医師の治療を受けないと命に関わることがあるので、気をつけてください!
特に日中は気温が高く肌の露出が増えると思いますが、長袖の羽織物を用意するなどして不用意な肌の露出を避け、虫除けスプレーの利用をお勧めします。
少し油断すると、すぐに刺されますので、大容量の虫よけスプレーを用意するなどの、虫よけ対策は必須です!!
3-2 珊瑚礁に注意しよう!
ニューカレドニアは、美しい珊瑚礁のある海に囲まれた島です。
そんな「ニューカレドニア・バリア・リーフ」は、世界最大のサンゴ礁地帯として知られる「グレート・バリア・リーフ」に次いで、世界2位を誇るサンゴ礁地帯です。
海の中には、色とりどりのサンゴ礁やその周りを優雅に泳ぐ様々な生物が生活しており、その世界は、まるで竜宮城のように神秘的な雰囲気。
これらは世界自然遺産として登録されており、この絶景を見る為に世界各国からたくさんのダイバーが訪れます。
海で楽しむことができるシュノーケリングやスキューバダイビングは、ニューカレドニア観光の定番アクティビティであり、多くの方がそのオプショナルツアーに参加します。
しかし、そこで注意したいのが、珊瑚で足を切ってしまうという事態です。
海水浴を楽しむ方の大勢いますが、海底にいるエイやオニダルマオコゼに刺されてしまうなどの、海に関わる怪我が稀に発生しているので、海水浴やシュノーケリング ・スキューバダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ際は注意してください。
そのことにさえ注意していれば、ニューカレドニアの海でのマリンスポーツは素晴らしい思い出になること間違いなしです!!
3-3 エイに注意しよう!
上記では、世界自然遺産に登録されている美しい珊瑚での怪我について触れましたが、砂の中に隠れているエイにも気をつけてください。
ニューカレドニアの海の中には、カラフルで魅力的な魚たちがたくさんいるため、非日常感をあじわえる素晴らしい環境です。
しかし、海水浴をする際は、海の中に潜んでいる生物「エイ」を踏まないよう注意が必要!
遠くで泳いでいる姿を見る分には素敵な思い出になりますが、エイの鋭い針で刺されてしまうと、そのまま病院行きになってしまいます。
その為、砂の中に隠れているエイを踏んで刺されてしまうという悲しいことが起こらないよう注意して、海水浴やシュノーケリング を楽しんでください!
まとめ
今回は、オーストラリアの東方に浮かぶフランス領の小さな島「ニューカレドニア」の治安情報について紹介しました!
楽しみにしていたニューカレドニア旅行。
ワクワクした気持ちで訪れたものの、現地の治安が悪くトラブルに巻き込まれてしまったという悲しい事態に陥らないよう、事前に現地の治安情報について調べておくことをお勧めします。
これからニューカレドニア旅行を予定している方は、旅行を100%満喫する為にも、この記事を参考に現地での過ごし方に気をつけてくださいね。