
サンフランシスコとロサンゼルスの魅力や違いを徹底紹介!
アメリカのカリフォルニア州は、西海岸に位置しています。
カリフォルニアはアメリカの中の1つの州ですが、その広さは日本より大きいというのはあまり知られていない事実ですよね。
日本より大きなカリフォルニア州にはいくつかの大都市がありますが、カリフォルニアと聞いてどの都市をイメージしますか?
カリフォルニア州にはサンフランシスコやロサンゼルスなど、日本でも聞き慣れている知名度が高い大都市があります。
サンフランシスコとロサンゼルスはどんな違いがあるんでしょうか。
今回ここではサンフランシスコとロサンゼルスの違いや魅力についてご紹介していきます。
1.天気や気候の違い
サンフランシスコもロサンゼルスも同じカリフォルニア州にありますが、北のサンフランシスコ、南のロサンゼルスと言われており、天気や気候にも違いはあります。
北のサンフランシスコは年間を通して過ごしやすいと言われていますが、霧が多く「霧の街」とも呼ばれるほど。
夏に深い霧が出ると肌寒さを感じることもあります。
また、夏が終わったと思った頃の9月や10月に「インディアンサマー」と呼ばれる暑い日が数日続くこともあります。
最高気温は25度、最低気温でも5度程度なので日本から訪れる場合はそこまで暑くもなく寒くもないので過ごしやすいと言われています。
サンフランシスコは11月~3月くらいまで雨季になるので、この時期は降水量が多くなります。
南のロサンゼルスはヤシの木のイメージ通りに、年間を通して温暖な気候です。
最高気温28度、最低気温7度程度ということもあり、ロサンゼルスの冬は日本の春のようなイメージです。
夏は雨が降らないので湿度もなくカラっとしているのでとても過ごしやすいのが特徴的です。
サンフランシスコと同様に11月~3月くらいまでは雨季になりますが、カリフォルニア州の雨季は日本と比較すると降水量も少ないです。
サンフランシスコとロサンゼルスで共通している点としては、日中は暑くても朝晩は冷え込むことがあるので、夏でも軽く羽織る洋服を持ち歩くのがいいということ。
また、日本と比較すると非常に乾燥しているのでリップクリームや保湿系のクリームなどを用意しておくのがおすすめです。
2.観光地としての違い
北のサンフランシスコの有名な観光地は「ゴールデンゲートブリッジ」「アルカトラズ島」「ロンバート ストリート」「フィッシャーマンズ ワーフ」「AT&Tパーク」「ユニオンスクウェア」などがあげられます。
やアルカトラズ島などは、映画やTVなどで見たことがある方も多いでしょう。
これらはサンフランシスコを象徴する場所でもあるので、観光客も多く訪れています。
一方で南のサンフランシスコの観光地というと「ディズニーランド・パーク」「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」「ハリウッドハイランド」「ビバリーヒルズ」「ハリウッドサイン」というところでしょうか。
サンフランシスコとの違いは、テーマパークが多いのが特徴的です。
観光地巡りをするというよりは、「何かをする」ような観光スタイルが多い傾向にあります。
3.公共交通機関の違い
北のサンフランシスコはアメリカの中でも交通システムが広範囲に渡って完備されている場所です。
BARTと呼ばれる電車や、ケーブルカー、バス、地下鉄、ケーブルカー、タクシーなど、何でも揃っています。
サンフランシスコで生活している人々にとっても公共交通機関は生活の足であり、サンフランシスコを訪れる観光客にとっても利用しやすいでしょう。
坂の町サンフランシスコ散策をするにはケーブルカーの利用がとても便利です。
また、サンフランシスコには「Muni(ミュニ)パスポート」と呼ばれる乗り放題のチケットがあります。
ミュニ・パスポートは1日券(22ドル)、3日券(33ドル)、7日券(43ドル)があり、ケーブルカーを含む市営公共の乗り物で使用できます。
通常、ケーブルカーは1回7ドルなので、ケーブルカーを利用する予定がある方にはおすすめです。
ケーブルカーを利用せずにバスやメトロのみの利用でミュニパスポートを使う場合は、元を取るのが少々大変かもしれません。
ミュニパスポートの元を取るためには、観光ルートを考えてから購入する方がいいでしょう。
一方、南のロサンゼルスは車社会です。
「車がないと生活が大変」という程、ロサンゼルスは車社会と言っても過言ではありません。
公共交通機関もあるにはありますが、渋滞でバスが遅れることはしょっちゅうです。
ロサンゼルスではレンタカーをして車で移動するのが一番ラクですが、旅行中に公共交通機関を利用する場合にはメトロ、バス、電車、タクシーになります。
しかしながらロサンゼルスでは多くの人が車を持っているので公共交通機関とは言え、本数が少ないことを頭に入れておきましょう。
土日は本数も減るので要注意です。
また、朝と夕方は道路が非常に渋滞するので、この時間帯にバスを移動する場合は時間に余裕をもって行動するのがおすすめです。
4.物価の違い
サンフランシスコとロサンゼルスの物価を比較すると、物価が高いのはズバリ、サンフランシスコです。
サンフランシスコの物価はアメリカ内部でも高い部類です。
サンフランシスコは家賃も高いことで知られており、家賃の高さは全米一とも言われています。
ロサンゼルスはビバリーヒルズやハリウッドなどのセレブが集まるエリアがありますが、こういったエリアを除いた一般的な感覚としては、サンフランシスコよりもロサンゼルスの物価は安く感じることでしょう。
まとめ
サンフランシスコとロサンゼルスの違いをそれぞれご紹介しましたがいかがでしたか?
同じカリフォルニア州に位置している2つの都市ですが、大きな違いがありますね。
広大なアメリカなので気候も違えば物価も違ってきます。
どちらの都市もそれぞれ異なった魅力があるのも事実です。
日本からはサンフランシスコへもロサンゼルスへも飛行機の直行便は出ています。
観光はもちろんのこと、留学や長期滞在を検討されている方もぜひこの記事を参考にして今後の計画を立ててみてはいかがでしょうか。