
TSA搭載ってなに?スーツケースの心配はこれで解決!
ハワイ旅行に限らず、海外旅行となると必ず必要になるのが
『スーツケース』ですね。
初心者の方にとっては色々と悩み所が多く発生する問題です。
ですので今回はスーツケースの情報+TSAという機能についてご紹介していきますね。
目次
1 スーツケースは鍵をかける必要あり?
出典:http://www.xn--rckpb6bwjwbwb7gc5400ioq0b.com/
元旅行会社員の人間として言える結論は、『鍵をかける方が良い』が『自己責任だから自由』ということでしょうか。
これは方面によっても若干変わってくるのが特徴です。
どういうことか説明を進めていきます。
1-1 アメリカ方面はそもそも鍵はかけない?
アメリカ方面(ハワイを含め)については、テロの影響で鍵をかけてはダメというルールがあります。
この規制については論争が収まらない点ではありますが、
ランダムでスーツケースを選び、選ばれたスーツケースは空港職員に開けられてします。
それに鍵がかかっていたら、『壊してでも』開けられてしまいます。
この点を考えると、アメリカ方面へ行く際には必ず鍵を開けておいた方がいいですね。
鍵を閉めても安全に鍵を開けてもらう方法もあります。
それが次に紹介する『TSA搭載』のスーツケースですね。
2 TSAとは
出典:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3a/TSA_Lock.JPG
赤いひし形のマークが特徴の『TSAロック』。
このロックの意味は、
アメリカ国土安全保障省の運輸保安庁 (
Transportation Security Administration) より認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称である。
このロックがあるとどんな意味があるのでしょうか。
前述したアメリカ入国の際に、
TSAロックであれば、鍵を閉めていてもTSA職員のマスターキーにより安全に鍵を開けてくれます。
つまり航空会社に鍵をかけた状態で渡すことができます。
最近では多くのスーツケースがTSA搭載となっているので、鍵を閉めないことに恐怖を覚える方は準備しましょう。
3 鍵はかける必要は一切ない、という説
出典:http://item.rakuten.co.jp/suitcase-shop/72027667/
一方で、旅行会社の人間の中でも「鍵は付ける必要は全くない」という意見もあります。
「え~、鍵を閉めないと盗まれてしまうんじゃないの!?」
と思ってしまいがちですが、よくよく考えてみましょう。
「貴重品」をカバンに入れることはあるのでしょうか?
財布やパソコン、貴重品と呼ばれるものは全て手荷物に入れておくのが基本ですよね?なので、スーツケースの中には貴重品が入っていないのが通常だと思います。
3-1 盗難されるんじゃないの?
こちらもよくある質問ですね。
冷静に考えてみましょう。以下2つのスーツケースだと、どちらが貴重品が入ってそうですかね?
①鍵が厳重にかかったスーツケース
②鍵が全くかかっていない警戒心ゼロのスーツケース
盗む側からしても、出来るだけ貴重品が入って価値の高いものを手に入れたいと考えていると思います。
3-2 TSAの鍵は大それたものじゃないので注意
鍵さえつけていれば大丈夫、
盗む側もスピード勝負だから鍵が開いていないケースを選択して盗むはず。
そう思っていませんか?
これが実は少し異なっているんです。
まずはTSAロックについて、
実は共通のキーは100円出せば、どの種類でも幾らでも手に入るんです。
TSAのロックキーではなく、普通のスーツケースの鍵でも
マイナスドライバーなどがあれば、簡単に約1分で壊して開けることが出来るとのこと。
ここまで来ると、TSAや鍵自体にも何の意味ないなー。と感じる方もいるのではないでしょうか・
とにかく、『鍵が付いているから!!』と金庫のような気持ちでいるのは避けた方が賢明です。
あまり安全を過信しないように注意です!
4 開けられない方法とは
出典:http://kagk.blogspot.jp/2010/06/blog-post_19.html
絶対に、どうしても開けられたくない時はどうしたらよいか。
方法としては2つあります。
4-1 バゲージラッピングサービス
出典:http://www.bangkoknavi.com/special/5004563
『バゲージラッピングサービス』という便利なサービスがあるのをご存じですか?
こちらは、
スーツケース等の機内預入荷物をラップで巻き、 荷物の破損・盗難を防止するサービスです。
こちらを利用すれば、わざわざ短い時間の盗難する時間で開けようとは思わないですね。
4-2 バンド
出典:http://product.tands-luggage.jp/accessory/9070/index.shtml
もう1つ方法として、スーツケースにバンドを巻く、という方法は主流ですね。
自身のスーツケースだと見分けをつける、という意味もありますが、何も巻いていないよりも盗難されにくいです。
バンドないほうが、スムーズに中を確認できるからだと推測できますね。
海外旅行におけるスーツケースの情報、いかがでしたでしょうか?
鍵について、意外にも脆いものであったり、盗難する側の気持ちに立つと分かる視点もありましたね。
後はご本人様の意思で、どうするか決めてしまいましょう!