
【徹底解説】曇りの日の方が日に焼けるって本当?
「くもりの日の方が晴れの日より日焼けする」っていう噂聞いたことがありませんか?
聞いたことはあるけど、実際どっちなんだろっていう人が多いと思います。
今回はそんな疑問を皆さんにわかりやすく説明していきたいと思います。
目次
1 日焼けに関する予備知識
1-1 日焼けの原因
まずはなぜを日焼けをするのか、から解説していきましょう。
日焼けは太陽から出る紫外線によって引き起こされています。
肌は紫外線を浴びると、紫外線から肌を守ろうと、メラニンという黒色の色素を作ります。
このメラニンが肌が焼けて黒くなる原因です。
メラニンが紫外線を吸収し、これ以上肌がダメージを受けないように防御しているのです。
1-2 暑い=紫外線が強いではない
私たちが太陽光によって熱を感じるのは紫外線によるものではなくて、赤外線によるものです。
赤外線は雲を通過しないので、雲が太陽を遮っていると私たちは暑さを感じません。
多くの人は暑い => 紫外線が強い => 日焼けする
という間違ったロジックをもっているのではないでしょうか。
2【結論】基本的には快晴の日の方が焼けやすけれど、場合によってはくもりの方が焼ける
結論は、「基本的には快晴の日の方が焼けやすけれど、場合によってはくもりの方が焼ける。」です。
大事なのはこの「場合によっては」というところです。
一体どういう場合なのでしょうか。
3【理由1】日差し+雲の散乱による紫外線を受けるから
3-1 天気による紫外線量の違い
こちらは気象庁のHPに出ている快晴時のUVインデックスを100%とした場合の天気毎のUVインデックスの割合グラフです。
快晴の時のUVインデックス(紫外線の強さを指標化したもの)を100%とした時の天気ごとの相対的な値を表しています。
出典https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-73uvindex_mini.html
※天気の定義
快晴 → 0%~10%が雲の時
晴れ → 20%~80%が雲の時
うすぐもり → 7/8以上が雲で、上層雲の占める割合が多い時
くもり → 7/8以上が雲で、下層雲の占める割合が多い時
雨 → 雨が降っている時
これを見るとやはり快晴から、天気が悪くなるに従って紫外線が弱まっています。
しかしここで注目すべきポイントはグラフの快晴〜雨のところに書かれている縦の細い線で記された範囲です。
これは状況による値の振れ幅なのですが、これを見ると場合によっては晴れと薄雲時に100%を超える紫外線の強さになることがわかります。
なぜこんなことが起きるのでしょうか。
3-2 曇により紫外線が散乱し様々な角度から紫外線を受ける
雲は紫外線をそのまま通過させるのではなく、様々な方向に散乱させます。
従って、太陽から発せられた紫外線が全て地上に届くわけではなく、何割かは地上とは反対方向に跳ね返されています。
快晴時には基本的に太陽から一直線に紫外線をあびますよね。
しかし例えば、日差しも出ていて、さらに周りに雲がある場合、周りの雲からも散乱した紫外線が自分へ向けて飛んでくるということになります。
これが快晴時より雲があった方が日焼けをしやすい場合があるという大きな理由です。
4【理由2】くもりの日は油断して日焼け対策を怠るから
太陽がカンカン似てっているときは皆、入念に日焼け止めを塗ってバッチリ日焼け対策をして出かけるものです。
ですが、くもりが出ているとついつい大丈夫かと思って十分に対策をせずに外へ出てしまった結果、肌がたくさん焼けてしまうのです。
5 紫外線が強い日におすすめの日焼け止め3選
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まとめ
くもりの日は晴れの日より日焼けしやすいというのは間違ってはいません。
しかしこの日焼けしやすくなる「くもり」というのは太陽が出ていて周りに雲が多いあるという状態です。
空一面くもりで日が差していない時は、紫外線は約60%まで減流ので、日焼けはしづらくなります。
今回紹介した知識をこれからの日焼け対策に生かしていただければ嬉しいです。