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シドニーに移住したい!実際にかかる費用などをご紹介します!

1 シドニー移住の夢

 

いつか海外で生活したい!

人気都市オーストラリアのシドニーへの移住に憧れる方も多いのではないでしょうか?

しかし、海外移住をするとなると、ハードルが高く簡単に実行に移せるものではありませんよね。

仕事での移住ならビザや住む場所も会社が手配してくれますが、個人での移住の場合乗り越えなければならない壁がいくつもあります。

特に家族連れでの移住となった場合、子供の教育や家族での生活費など考えなければいけないことは山積みです。

今回はオーストラリアで子育てをしたい方や家族での移住を視野に入れている方に向けて、現地の日本人学校の情報や移住にかかる費用、シドニーでの生活費などについてご紹介します!

シドニー在住の日本人の数

現在、シドニー在住の日本人は3万人近くにも登ると言われています。

数年前は、シドニーには日経の企業がたくさんあり、駐在員の数もとても多く日本人学校の生徒もたくさんいました。

しかし現在は日系企業の数が減少傾向にあり、同時に駐在員の数も減っており、シドニーで教育を受ける日本人は減っていると言われています。

シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、日本人学校は1校しかありません。

シドニー日本人学校(Sydney Japanese International school)とは?

シドニーに唯一ある日本人学校は、シドニー市内から車で30分程の自然豊かな田舎町にあるとても広い学校です。

このシドニー日本人学校の特徴は「日本人学級」と共に「国際学級」の2つのカリキュラムが併設されていることです。

「日本人学級」とは日本の文部科学省から派遣された教員により日本の教育課程に従い授業を行う「オーストラリアにある日本のクラス」です。

「国際学級」とはオーストラリアの教育課程に従い授業を行うクラスの事です。

この日本人学級と国際学級は、現在はそれぞれ一クラス20名ほどの生徒で構成されており、体育や図工、音楽などの授業は共同で行います。

日本語をしっかり勉強してほしいけれど、国際感覚も身につけて欲しいと言う親御さんにぴったりの学校と言えるでしょう。

実際に、低学年時は日本語の授業をしっかりと行う日本人学級で学び、高学年になってから英語で授業を受ける国際学級へ変更される方が多いようです。

低学年の日本人学級ももちろん英語の授業はあり、現地の子供たちとも交流できるのでお子さんの英語力は着実に「使える英語」として伸びていく事が期待できます。

国際学級にいる子供たちは、現地オーストラリア人に加え、イギリスやスイス、ブラジルなど多様なバックグラウンドを持つ子供たちがいます。

実際、日本の礼儀を学べたり異文化への理解が深まるという点や、教育方針に共感した事などが入学の決め手となっているようです。

授業料はどのくらい?

私立の学校ですので心配なのは授業料ですよね。

シドニー日本人学校は、入学する際に申請手数料が220豪ドル(約2万円)、入学金が1000豪ドル(約8万円)、学校債1000豪ドル(約8万円)トータル18万円を預り金として支払う必要があります。

授業料は学期ごとに年4回の支払いがあり小学生の場合だと、年間2670豪ドル(約22万円)×4=10680豪ドル(約87万円)となります。

副教材費や図工材料費などは別途の集金となり、図書館充実費や設備拡張費なども加算されるので、おおよそ年間100万円ほどと考えておくと良いでしょう。

入学方法は?

シドニー日本人学校の日本人学級は日本国籍を保有している子供であれば誰でも入学可能です。

しかし同時に保護者がオーストラリアに滞在できるビザを取得している必要があります。

保護者のビザの種類は、ビジネスビザはもちろん学生ビザでも対象となりますが、観光ビザでの入学は許可されていません。

申請を行った後に校長との面接があり、そこで現在の英語力や学力の確認があるそうです。

入学する前にシドニーに行く必要がありますので、同時に不動産の見学など生活の基盤を作ることをおすすめします。

体験入学や学校オープンデーと呼ばれる説明会や見学会も一ヶ月に一度の頻度で行われていますので、移住を考えている方は見学を申し込んでみてはいかがでしょうか。

シドニーでの生活費

シドニーは住みやすい街ではありますが日本より物価が高いため、家賃も決して安いとは言えません。

シドニーの物件は一軒家を借りることも出来ますが、都市部はマンション・アパートが主流です。

日本と同じように敷金の制度が一般的で、部屋を借りる際は4週間分ほどの敷金を支払う必要がありますので頭に入れておきましょう。

都市部に家族で住む場合、2つのベッドルームとバスルーム、キッチン付きの物件で一週間約950豪ドル(約78000円)ととても高額になります。

しかし郊外であれば、同じ部屋数で駐車場付きの物件でも一週間約300豪ドル(24000円)から見つけることも可能です。

シドニーは車社会なので、郊外に住む場合は車がないと不便でしょう。

6-1 光熱費

次に光熱費についてです。

光熱費は、住んでいる物件の形態や部屋のサイズ、季節、電化製品の使用状況により異なります。

賃貸物件の場合は、水道代金は家賃に含まれていることがほとんどです。

各州によって電気料金に若干の差はありますが、オーストラリア自体が光熱費の高い国として知られています。

家族3人で生活する場合大体、月額約200豪ドル~300豪ドル(約16000円~24000円)ほどかかります。

この様に、シドニーでの生活は日本の都市部に住む以上の生活費がかかります。

まとめ

今回は家族での移住についてお話しました。

シドニーでの生活が少しイメージできたでしょうか。

日本での生活に比べると割高になりますが、生活環境の良いシドニーでの子育てに憧れている方、シドニーへの移住が決まった方はぜひ参考にしてみてくださいね。